【文スト】芥川の妹は。。

・＊苦手な方はUターンオススメです ページ45

中原「ッ！！Aどうした？体調でも悪いか？」



『ハハッ…何を仰っていらのですか中原さん』



中原「俺の呼び方も！前は中原さんなんて堅苦しい呼び方じゃなかったろ！」



中原「それになんだその顔色は！大丈夫じゃねぇだろ？早く医務室に…『ご心配ありがとうございます。ですが本当に急がなくてはいけなくて』」



中原「そうか…すまねぇな。けど無理はするなよ」



『はい。ありがとうございます』



タッタッタッ



Aは廊下を駆け抜けて行った




Aの顔を見たとき俺は驚いた



あんな表情初めて見た



顔の色はいつものほんのり頬が赤いような可愛い色なんかじゃねぇ



青白く冷や汗をかいている



それに彼奴の目には光が一切なかった



ただ深い深海の様な目をしていた



それに前までは『中也さん』と可愛らしい声で呼んでくれていたが



『中原さん』正気の無い声でそう呼ばれた



俺はなんかしたか？



俺はAを掴んだ手を見つめた



中原「ッ！？」



俺の右手にはベッタリと血がついていた



この血の量…命に関わるかも知れない



何が大丈夫だ…だ



なんで気づいてやれなかった？



中原「クソッ…早く見つけねェと」




……



タッタッタッ



ガラッ！



『遅れてしまい申し訳ごz』



『ア"ｧ』



蹴り倒されお腹をヒールでグリグリと踏まれる



［遅れてしまい申し訳御座いません？謝れば良いってもんじゃ無いよね？］



［行動で示せよ！］


ガンッ！


『ヴ…』


壁まで蹴り飛ばされる


『は…い』


［それにさぁ…中原さんと仲良く喋っちゃって喋るなって言ってるだろ？分かってないの？お前の分際でさ］


『も…もう話さない…から』


『ア"ｩ！』


右肩の傷口をグリグリとヒールで押される


［私達の言ったこと覚えてる？次私達の言うことを聞かなかったら醜い男共の餌にしてやる］


［今日は連れてきたの！感謝しなさいよね？］


［どうせアンタはこういう事が好きな変態ちゃんなんでしょ？］


［それじゃぁね！後は任せたよ］


コツコツコツ


女が出て行って私も逃げるために立ちあがろうとしたが


〈オイオイオイオイ…お嬢ちゃん何処行くんだ？〉


『ぇ…』


〈今日は俺たちを楽しませてくれるんだろ？〉


『違…』


〈逃げるなよォ〉


ガシッ


『ｧッ』


〈怯えちゃって…優しくするから安心しな〉


『いや！やめて！！』


〈チッ…煩い口はこうだよ？〉


ちゅっ…


『ンッ！アｩ』

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