【文スト】芥川の妹は。。

・＊ ページ46

グイグイと男を押すがびくともしない



長く続くそれに涙が溢れた



〈泣かないでよ…そんなに良かった？〉



『良く無い！自惚れないで！』



〈優しくしてたらこの様か…良いよヤレ〉



ドカドカ



奥から男が2人出てきて私を押さえつける



〈どうされるのが良い？そうだな〜まず服を脱いでもらおうかな〜〉




『ッ！嫌！触らないで！』



〈煩い口はこうだと教えたよなｧ？〉



顔を避けるも顎を掴まれて正面を向かせられる



ちゅっ とされて私が抵抗出来ないのを理由に服を脱がされる



シュルリとリボンを外され



シュッと背中のチャックを下される



ポタポタと涙が止まらなくて



怖くて声も出ない



『助けて』なんて助けを呼びたいけど



助けを呼べる人なんていない



私ごときが助けを求めて良い人なんていない



スルリ



服が肩から滑り落ちる



私の傷だらけの身体が姿を現す



もう此処まで来てしまっては抵抗する気も失ってしまった



〈大人しくなったねぇお嬢ちゃん〉



『…』



〈とても綺麗だよ〉



スルッ



首から鎖骨そして胸、腹部と上から順に指を滑らせられる



『ッ！』



それがこしょばくて反応してしまう



恥ずかしくて顔に熱がこもる



〈良いねぇその表情…たまんないね〉



〈焦らすのはこれくらいにして、始めようかAちゃん？〉



『ッえ…』



『嫌！辞めて！！離せ！離してよ！』



〈チッうるせェ…優しくしようと思ったが辞めだ〉



〈カメラもってこい！〉



〈Aちゃんの今の姿をカメラで撮って写真をポートマフィアの構成員に配ってあげる！これで君も有名人だなぁ？〉


ポタポタポタ


フルフルフル



頭を横に振り否定する



そんな否定も虚しく



〈はい、撮るよ〜〉



カシヤッ




カシャ




カシャ



カシャ



『ァ…いやァ…フッ…ハッ…』




〈泣いても変わらないよ？Aちゃん？〉



カシャ




カシャ



カ




シュン！



ドカッ！！！！！




？？「テメェら何してやがる？」



〈ヒッ！な な…中原さん〉



中原「だから、何してやがる？答えろ」



〈俺たちは何も…〉



中原「あ"ぁ？とぼけんな…













死ね」



ドスの効いた中也さんの声が響く




ドカッ




中也さんが男の首に蹴りを入れ次々と倒していく



全員倒れたところで中也さんは私の方に向かってきて



パサッ



私から顔を背け外套をかけてくれた



中原「A…泣け」

・→←・＊苦手な方はUターンオススメです

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す