検索窓
今日:3 hit、昨日:38 hit、合計:118,281 hit

ページ40

Aが重症を負ったと耳にした。


僕は任務が終わり次第、医務室に向かった。


ドアを開けようとするとドアが開き首領が出てきた。


森「芥川くん。訓練と任務の方は順調そうだね…」


「はい。」


森「芥川くんはA君に余り怪我をして欲しくないのかい?」


「……そうですが此処はポートマフィアです。怪我くらい日常だと思っています」


森「そうかい。なら良いよ」


そう言って森さんは部屋を出て行った


医務室の中に入りAを見る


底には頭と腕それから腹部に包帯を巻いているAがいた


心配したくて声を掛けようとしたのだか


僕の口から出る言葉はいつもAを傷つける物ばかり



……


いつもよりAの様子が少しだけ嬉しそうに見えた


訓練を受けるそうだ…


そうなると戦場に連れ出さられ最前で闘う事も多くなる。


A自身は知らないかもしれないが


僕と同じくAも体が弱い


心配な点も多くあるがAならば乗り越えて行ける…


Aと話していると僕は、僕自身がわからなくなる


あの日の夕食のときAが夢の中の僕から言われた言葉は確かに僕の本心だ。


でもそれだけではない。


僕はしっかりと兄としてAを可愛がっているつもりだ。


優しく接しようとしている。


僕はAをどう思っている?


もう次の任務の時間だ


僕はAの覚悟を聞き部屋をでた。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
176人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢幻泡影(プロフ) - コメントありがとうございます!かなり切ない話ですよね笑…感情移入?してくださり、嬉しい限りです! (2023年3月13日 23時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
結愛 - 初コメ失礼します!!切なすぎて涙がほお伝って入ってたそれも無意識に (2023年2月23日 22時) (レス) @page9 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ありがとうございます! (2022年12月28日 11時) (レス) id: c83ee7760b (このIDを非表示/違反報告)
ツナミカワ(プロフ) - 読んでると切ないけど面白いですから (2022年12月27日 22時) (レス) @page37 id: 8933f39901 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ご報告ありがとうございます。私が気付けた箇所を一話から修正しました。この度は芥川の妹は。。を読んでくださりありがとうございます! (2022年12月27日 12時) (レス) id: c83ee7760b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2022年12月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。