【文スト】芥川の妹は。。

・ ページ41

『今日からだ』


ようやく怪我も完治して今日から毒に対する耐性をつけていく。


コンコンコン


『太宰さん。Aです』


太宰「入り給。」


『失礼します』


太宰「今日からだね。毒への耐性を付けるのはとても辛い訓練になるだろう…もしかしたら死ぬなんてこともあり得るからね。死なないように頑張り給。」


『はい。』


太宰「今日は初めてだからね…そうだな神経麻痺毒でも使おうか」


太宰「不安かい？大丈夫さ〜死にはしないから。ただ、身体が痺れて辛いだろうけどね。身体を動かせないだろうし」


太宰「ではこのベッドに寝転んでくれ給。一気に入れると苦しいから点滴で少しずつ入れていくよ」


『はい』


太宰「では、点滴針を刺すね」


『ッ』


チクリとした痛みが私を襲う


そして1分くらい経った頃


ビリビリ！ビリビリ…


『あｧ！痛ッ！ハァハｧハァ…』


身体に強い電流が流れているみたい…


ビリビリ…


『痛い…痛い』


動きたいのに動けない


意識が飛びそうだ


太宰「こらこら…意識を失ってはいけないよ。耐えるのさひたすらね」


『アッ！ハァハァ！ウッ？？？！！！』


はい。


そう返事しようと思ったのに思ったように口が開かない


声が出ない


頷くことすらできない


太宰「私は任務に行ってくるよ…君の状態は監視されているから意識を失ったときしっかりと気づかれるからね？気を緩めないように」


ガチャ


苦しい…


でもお兄さんに認めてもらう為だから…


耐えてよ。私



______________________________________

明けましておめでとう御座います。
夢幻泡影です。
今日から数日間は本作品の更新速度が遅くなります。
ご了承いただけると幸いです。
少しA様の設定について変更を加えました。
変更ばかりで申し訳ございません。
異能 なし→？？？？

本作品を読んで下さりありがとうございます。
良い一年になりますように。

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す