【文スト】芥川の妹は。。

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中原「おい！起きろA。おい！」


『う〜ん……！』


『中也さん！？なんで…』



中原「なんでって、任務から血だらけで帰ってきたと思えば次は俺が見に行った頃には医療室から消えるわで…」


中原「そんで、あの怪我負った状態で何処に行きやがったのか探してたら7番倉庫でまた血だらけになって倒れてるし…」


『うっ……申し訳御座いません…』


中原「んで？何があった？」


『私初任務に行って自分の弱さを知ったんです。それで強くなりたくて自分で自主練してたんですよ、そしたら銃弾が跳ね返ってきてグサリと…』



中原「なんで7番倉庫でした？練習室あるだろ」


『一人で練習したくて。』



中原「そうかよ。熱心で何よりだな!だがよ、手前もまだ9だ。まだ甘えてもいい歳だと思うぜ？」


『はい。ありがとうございます』


中原「今はまだ5時だ。出勤は8時からだから一旦家帰って飯食って風呂入って用意しろ?昨日も帰ってねぇんだろ？」


中原「芥川の奴今頃きっと心配してるぜ？」


『そんなこ…否何でもありません。お言葉に甘えて一旦帰宅することにします』


お兄さんが私を心配する。


そんな訳無いのに。


少し期待してしまう自分が嫌いだ。


それに今日中也さんに会ったことを知られたら私は…


考えている時間は無いか……


さぁ帰ろう。

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