第三章 地獄 ページ19
太宰「森さんはいるよ」
ガチャ
大きな扉が開かれる。
森「やぁ太宰君。君から私のもとに来るのは珍しいね!」
森「所で…その子たちは?」
太宰「ポートマフィアに加入させ訓練をすれば必ずこの子達がポートマフィアの利益となると思ったからですよ。」
森「太宰君が言うならそうなのだろう。」
森「この子達の加入を許可しよう!それと太宰君君と二人で話したいことがある。良いね?」
太宰「勿論です。ほらこの部屋の外で待っていてくれ給え。」
太宰「さっさ!」
パタン
……
太宰「森さん話というのは、あの一番下の子の話ですよね」
森「流石太宰君。あの子の兄と姉は強くなるだろう…ただあの子はねぇ…どうして拾って来たのかね?」
太宰「あの子はAちゃんは、自身の兄姉について行きたかったらしいのだよ。どうしてもというから…」
森「それだけの理由で連れてこないだろに?本当の理由はなんなんだい?」
太宰「ふふっ…あの時僕はあの子に銃口を向けたのだよ。普通なら怯えて逃げ出すか、気絶する。許しを請うだろう。だが違ったのだよAは」
太宰「Aは言った。何でもしますからってね。」
森「ほぅ…成る程太宰君。」
太宰「ご察しの通り森さんあの子は幹部が前に進みやすくするための特攻隊に配置できます。」
太宰「戦場に狩りだして地雷があるかもしれないところを何も言わずに走らせればいい。囮にすればいい。」
太宰「思ったよりも使い勝手が良いのですよ.森さん。」
ふふっ…
二人の恐ろしい笑い声が響いた。
森「教育は太宰君に頼んでも良いかね?」
太宰「勿論です。森さん」
森「入ってきて良いよ」
森「君達には期待しているよ。ようこそポートマフィアヘ」
……
此処から始まった生活それはまるで地獄のような日常だった…
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夢幻泡影(プロフ) - コメントありがとうございます!かなり切ない話ですよね笑…感情移入?してくださり、嬉しい限りです! (2023年3月13日 23時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
結愛 - 初コメ失礼します!!切なすぎて涙がほお伝って入ってたそれも無意識に (2023年2月23日 22時) (レス) @page9 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ありがとうございます! (2022年12月28日 11時) (レス) id: c83ee7760b (このIDを非表示/違反報告)
ツナミカワ(プロフ) - 読んでると切ないけど面白いですから (2022年12月27日 22時) (レス) @page37 id: 8933f39901 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(プロフ) - ご報告ありがとうございます。私が気付けた箇所を一話から修正しました。この度は芥川の妹は。。を読んでくださりありがとうございます! (2022年12月27日 12時) (レス) id: c83ee7760b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2022年12月4日 21時