【名探偵コナン】引き篭もり気質で廃人クラスのゲーマーがトリップしたら。

事件簿7頁『死亡フラグは折りまくれ！！』 ページ9

―翌日―


やあ､良い子の皆おはこんばんちは☆蘭必だよ｡

…さて､今日はいよいよ例のあの人がやって来るのだが､ヲタクの勘が言っている……死亡フラグが建たれたと…!!

これはもう逃げるしかない三┏( ^o^)┛

朝日を遮る為に閉め切ってたカーテンの隙間から､外を伺う｡眩しくて溶けそうだが､死亡フラグよかマシだ｡


『…う☆(；^ω^)☆わ､いるよ』


駐車場には眼鏡の糞ガキとパツキンのお兄さんと糸目の兄ちゃん｡

あんたら早起きだね〜､まだ朝の10時半だよ？


『……Σっ!?!?』


一瞬､糸目の兄ちゃん…もとい沖矢昴と目が合った気がした｡え…あなた私の病室知らないよね？


『早く逃げなきゃ…』


多分今はまだ､受付辺りだろう｡屋上かどっかに行って隠れりゃ､いつか帰ってくれる……筈だ!!

幾つかゲーム機を持つと､そのまま病室を飛び出した｡









·









さて皆さん､私は今何処にいるでしょ〜っか!


正解は〜三└(┐卍^o^)卍ﾄﾞｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ…バンッ!!

テレビとか雑誌とかが置いてあるラウンジっぽい所でしたwww


だれが屋上になんか行くかヴァーカ｡私の性格を考えて人気の無い所を予想した皆さんの裏をかいてみやしたぜwwwwwww


『(木を隠すなら森の中､姿をくらますなら人混みの中ってな)』


結構人いるし､一応棚の陰の椅子に座ってるから死角になってる筈｡


『(しっかし……徹夜したのに全っ然進化素材揃わねぇよ｡クエスト終わんねぇし…)』


逃げた理由ってのは……まぁ､それだ｡人質に取られてた時間と失神してた時間分を取り戻したいだけ｡
死亡フラグは3割程度だ｡





「必さん？」





『……』


こ､この某テニスのプリンスアニメのキャプテンの声は――――沖矢昴!?

何故ここに……てか何で分かった!!?


チラッと視線を上げると､辺りを見回してる沖矢昴の姿｡

……よくよく考えたらハッキリ顔合わせてないじゃん､このまま無反応でいけば…!!


「お､ここにいましたか」

『……ヒトチガイデス』


(lll>Å＜)ゞｬﾍﾞｯ…緊張のあまりカタコトになっちまった｡


「そうですか？僕が聞いた話だと､常にゲームを弄っていて目の下に隈があり､左脇の髪だけ赤く染めてる方だった筈ですが…」

『……(汗』

「因みに､コナン君からあなたの写真が送られてきてまして……戻りましょうか､アララギカナラさん？」


詰 ん だ ZE ☆ ＼(^o^)／

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