【名探偵コナン】引き篭もり気質で廃人クラスのゲーマーがトリップしたら。

事件簿3頁『1人だと思ってたら誰かいた時の居た堪れなさは辛いものがある・・・』 ページ5

目が覚めると､真っ白い天井が見えた｡

……ん？私の部屋の天井は木目な筈だが…ドユコト？


けれど意識が覚醒してくるにつれ､思い出してくる気絶前の出来事｡

確か何でかトリップしちゃったら､人質にされて…で……｡


『…ここは……病院？』

「そうだよ」

『Σうおっ!?』


1人だと油断してた所での不意打ち｡

見ると､溜め息が出そうになる程に見覚えのある少年の顔｡


「お姉さん大丈夫？気分が悪いとかない？」

『へ…』

「具合はどうですか？鎮痛剤が効いているので痛みはないでしょうけど､安静にしていて下さい」

『えっ､あ…はあ』


何故に居るのだね､コナンと安室さんよ｡


『な…何で』

「お姉さんが心配で､起きるまで付き添ってたんだ」

『あ…それはどうも』


帰ってくれてもエエんやで〜｡むしろ帰れ(真顔)


「ボク､先生呼んでくるよ!」


元気良く飛び出していったコナン…あれが高2か｡

よし､素材集めの続きだ〜!!……って､荷物遠いし｡


『スミマセン､そこのリュック取って下さい』

「はい｡……どうぞ」

『ども』


え〜っと､PSP…PSP……あ､あったあった♪


『良かった､壊れてないっぽい』


カバー取り付けてて本当良かったわ｡心から崇めますカバー様｡

その時､横から手が伸びてきてPSPが離れる｡


『ちょっ…何するんですか』

「流石に寝起き早々ゲームはやめて下さい」

『私に死ねと仰りたいんですか？』

「大袈裟です｡それにあなた死にかけたんですよ？せめて､医者の診察が終わってからにしましょう」

『チッ…』


早く来いよ､医者とそれ呼びに行った眼鏡少年!!

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