【名探偵コナン】引き篭もり気質で廃人クラスのゲーマーがトリップしたら。

事件簿16頁『隈ってミステリアスな感じがするよねwww』 ページ18

「所で必さん､話は変わりますが昨夜はきちんと寝ましたか？」

『本当に変わりまたね｡理由を聞きましょうか』

「目の下の隈がずっと気になっていたもので」

『これは私のアイデンティティです｡頬にソバカスがある人がいる様に､私の目の下の隈も自然なものなのですよ』

「ですが昨日､徹夜でレベル上げとか言ってませんでしたか？」

『こ､言葉のアヤってヤツですよ…』


まあ､お陰でLv.99まできたけどな!フハハハハ!!


「寝て下さい｡起きている内は治る傷も治りませんよ」

『若いので大丈夫です』

「必さん？(ﾆｯｺﾘ」

『はい？』(←とびっきりの笑顔 隈を添えて)

「……」

『……』

「「(2人の背後に蛇[必]と狼[沖矢]が見える…)」」


お互い笑顔で交戦中｡
因みに私は手元を見ずに狩ってんだよ､凄くね!?









『……はぁ〜､分かりました｡今日のところは大人しく寝ます』


私の降参の一言で､暫く続いてた無言の戦いが幕を閉じた｡


「そうですか｡それは良かったです」

「なら､僕達は帰るね｡必姉ちゃんが寝るのに邪魔しちゃったら悪いし」


呼び方が"必さん"から"必姉ちゃん"になった…｡


「じゃ､また明日来るねー」

『一昨日来やがれクソガキ★』

「さようなら必さん」

『胡散臭い笑顔ありがとうございます』

「ちゃんと睡眠を取って下さいね」

『意外とお母さんキャラか!?』


3人に一言ずつ言って病室から出ていくのを見送った後､布団を被って寝る準備を……





する訳がない!!!





モン○ンのデータをセーブした後､リュックから取り出したカセットはロ○ロコ｡

あのLとRだけ押して黄色いモチモチを動かすヤツ｡


『ムイ○イとロコ○コ今度こそコンプリートしてやるぜっ!』


そう､これなんだよ!私の日常は!

2､3日振りなのにすっごく懐かしく感じる!!


私は涙ぐみながら､ロ○ロコとム○ムイをコンプリートしていくのだった……｡

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