【名探偵コナン】引き篭もり気質で廃人クラスのゲーマーがトリップしたら。

事件簿15頁『パスワードって大事だね・・・(　= =) トオイメ』 ページ17

『ただいマイケル・ジャクソンジャメナメクジュース下さい』

「……意味が分かりません｡取り敢えずお帰りなさい」

『その優しさが何故か痛い…』


悲しいよー……よし､Let's一狩り行くか!!

PSPの電源を入れ､1回村に戻るためエリアから引き返す｡

途中狩ったりしながら…｡


「ねぇ必さん」

『Σどわっ!?!?……おい､いつからいたよ』

「必さんが安室の兄ちゃんと一緒に戻って来る少し前から」

『…さいで』


ちっさいから見えなかったのか……そうだ､決して俺が見落としたとかじゃない､うん!


『……それで､何だねコナン君や』

「必さんの携帯の電話帳には､何で1人も名前がないの？」

『引き篭もりでクズなゲーヲタで友達が0だからだよ』

「でもおかしいよ？友達がいないとしても､親の連絡先は入ってるものじゃない？」

『それはだね､うちの人は揃いも揃って機械音痴だからだよ｡レンジを使って肉マンを温めようとしたら､何処を押したのかドロドロになってた位だから』

「へ､へぇ〜(どんだけだよ!)」

『うん､逆に凄いよね』


結局その肉マンは､皆でスプーンを使って食べた｡

スプーン使って肉マン食べる日が来るなんて､多分前世でも予想してなかったよ｡


『…てか､何気スルーしたけど人のスマホ勝手に見るってどゆこと？
別に見られちゃ困るモンなんざ入ってないけどさ』

「メールが来たんですよ｡また同じアドレスから」

『マジでか……どらどら』


スマホのメールBOXを開き､新しく来たというメールを見る｡


『………』

「？…必さん？」

『……え？た､あぁ､予想の斜め上をいく内容にちょっと逝きかけてた』


トリップしたのに私の存在が反映されてるとか何てこったい｡すっげー変な気持ちだよ今｡


「これってつまり､必さんが知っている人もいるって事になりますよね？」

『らしいね｡知りたくなかった情報だよ』

「でも良かったね｡知人がいるかもしれないって分かったし」

『コナン君耳鼻科逝けよ｡私何つったか聞いてたか？』


それにそんな事言われても､私の知人(に含まれる奴)なんて片手で足りる位だからいてもいなくても変わんねぇし｡

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