【名探偵コナン】引き篭もり気質で廃人クラスのゲーマーがトリップしたら。

事件簿14頁『どーんてんの道をー♪』 ページ16

『…あぁ､空が青……くないな､どんより曇ってる｡まさしく曇天』


病院の屋上の柵にもたれかかりながら､ボケーっと空を仰ぐ｡

ダンディなイケメソオジサマなら､煙草咥えてるな…そんな雰囲気｡


因みに扉には鍵が掛かってたけど､近くに落ちてた細い針金使って見様見真似でピッキングしてみた｡

そしたら……鍵穴に突っ込んだ瞬間カチッて音がして開いたよwww


―ガチャッ


「必さん」

『あ､安室さんも日向ぼっこならぬ曇りぼっこですかぃ？」

「曇りぼっこなんて聞いた事ないです｡あなたを探しにきたんですよ」

『何で？』

「あなたに聞きたい事があるので」

『何ですか､私のスリーサイズ？ヤッダー』

「カスリもしてないので安心して下さい」

『そりゃ良かった』


ま､公安のエリート様はこんなクソガキのスリーサイズ知ってもしゃーねェかwwww


「っ!?…な､何で」

『ふぁ？』

「何で､僕が公安だと…」

『……あ､まさか声に出てました？』

「ええ､バッチリと」


＼(^o^)／ナンテコッタイwwwwwwwwwww


「それも知ってたんですか？」

『知ってましたね｡
……警察庁警備局警備企画課で､本名は降谷零｡黒の組織でもコードネームは"バーボン"…こんなモンです』

「……本当にトリップしてきたんですね」

『あり？まだ疑ってたの？』

「8割程」

『Σそんなに!?』


せいぜい4〜5割だと思ってたのに!?必君泣いちゃうよ!!?


「仕方ないですよ｡では､病室に戻りましょうか」

『うぇ〜い』


ここにいてもゲームないからつまらんし､大人しく戻るとしますか｡

事件簿15頁『パスワードって大事だね・・・(　= =) トオイメ』→←事件簿13頁『今回もセリフなーーーっし！！』

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す