第五話 ページ6
「花京院!これがてめーのスタンドか!緑色で筋があってまるで光ったメロンだな!」
ようやく目隠しが外された時には､空条君の傍にいる屈強なモノが緑色の何かを咥えていた｡
あれは……私の植物図鑑とかと同じもの…なのかな？
「引きずり出した事を…後悔する事になるぞ……JOJO」
「強がるな､額に指のあとがくっきり浮き出てるぜ｡このまま…きさまのスタンドの頭を潰せば､きさまの頭も潰れるようだな｡
ちょいと締め付けさせてもらうぜ｡きさまをじじいの所へ連れていく…お前にとても会いたいだろうよ｡俺も､DIOという男に興味あるしな」
「何を惚けているのあなたは!」
「な…なんだ？…奴のスタンドの手から緑色の液体が」
「くらえ､我がスタンド"法皇の緑"の…」
「妙な動きをするんじゃあねぇ!!」
「エメラルドスプラッシュ!!」
「レコードタイムズ」
姓ちゃんの右手首の時計の文字盤が大きくなり､花京院さんの法皇の緑というものが飛ばした緑色の結晶の動きが止まった｡
「何ッ!?」
「事情は分からないけれど､私と千紘に危害が加わるなら私は喜んで応戦するわ」
「殺生河原､てめーもスタンド使いだったのか」
「レコードタイムズをスタンドというなら､そうなのでしょうね」
「なるほど…だから今まで見えてなかったその時計が見えたって訳か」
「因みに私の能力は察していると思うけれど時間を操るものよ｡範囲はそれ程広くはないけれど､応用力があるわ」
「まぁいい､そのまま抑えとけ」
「……はぁ」
空条君は青紫色のスタンド(というらしい)の拳を花京院さんに向けた｡
そこからは､物凄いパンチのラッシュ｡
―ボッゴォーン!!
天井が崩れる程の強さのパンチに､花京院さんの体中から血が吹き出した｡
『ひっ』
「手加減しなさいよ｡彼が死んだらどうするの」
「それくらいした」
「こんなに壊したんじゃあ騒ぎになるわよ」
『姓ちゃんのスタンドで戻せないの？』
「出来るけど……千紘､あとで私のお願いを聞いてくれる？」
『それ位でいいなら』
「言ったわね……"リカバリー"」
文字盤の針が逆に回りだして､壊れた校舎が元に戻っていく｡
「これでいいわね」
「だが今日は学校をフケる｡てめーらも来い」
「この状況じゃ断りずらいわね｡仕方ないわ」
こうして私達は､空条君の家へ行く事になりました｡
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ナーガ(プロフ) - 龍神邪炎@田中くんになって太田が欲しいさん» ありがとうございます。そう言っていただけるととても頑張れます！ (2017年10月19日 7時) (
レス) id: f9f66c5a0b (このIDを非表示/違反報告)
龍神邪炎@田中くんになって太田が欲しい(プロフ) - ナーガさん» あ、いえ、どうしたのかなぁと思っただけですので、あまりきにしないでください。これからもこの作品応援してます。 (2017年10月18日 22時) (レス) id: 8839339b34 (このIDを非表示/違反報告)
ナーガ(プロフ) - 龍神邪炎@田中くんになって太田が欲しいさん» すみません。続きを１度書いたんですが、わたしの不注意で削除してしまったんです。なるべく早くまた書き直します｡ご迷惑をおかけしました。 (2017年10月18日 22時) (レス) id: f9f66c5a0b (このIDを非表示/違反報告)
龍神邪炎@田中くんになって太田が欲しい(プロフ) - すみません。この作品の続きってないんですか？この小説の続きへ→っていうの押したら作品ページが見つかりませんと出たのですが……… (2017年10月18日 22時) (レス) id: 8839339b34 (このIDを非表示/違反報告)
ナーガ(プロフ) - 腸炎ビブリオさん» ありがとうございます。楽しみにしていてください！ヽ(*´∀｀)ノ (2017年9月22日 18時) (レス) id: 33ea84a1a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナーガ | 作成日時：2017年4月27日 19時
