第十六話 ページ17
制服に着替えた後､ホリィさんの手伝いでもしようと台所へ向かう｡
『……あれ？』
廊下にスプーンが落ちてる｡
不思議に思い台所を覗くと､散らかっている調理器具と半開きになっている冷蔵庫｡
『ッ!?ホリィさん!』
ホリィさんが倒れていた｡
急いで抱き起こすと､凄く体が熱い｡
「檜垣さん､どうか……ホリィさん!?」
『あ､アヴドゥルさん…ホリィさん､凄い熱なんです｡病気でしょうか？』
「ハッ」
何かに気付いたらしいアヴドゥルさん｡
「こ…これはッ!?ま…まさかッ!し…失礼!」
うつ伏せにさせて､ホリィさんの服を下ろしたアヴドゥルさんを慌てて止めようとしたけれど､私はホリィさんの背中から目を話せなかった｡
ベリーが生っている茨が､ホリィさんの背中にビッシリ現れていた｡
『アヴドゥルさん…これって……』
「透ける……ス…スタンドだッ!ホリィさんにもスタンドが発現しているッ!
し…しかし､なんて事だ…こ…この高熱…スタンドが害になっているッ!JOJOとジョースターさんにだけ､DIOの肉体からの影響があり…ホリィさんには異常がないので安心しきっていた…｡
い…いや､安心しようとしていた｡ないはずはないのだ｡ジョースター家の血が流れている限り､DIOからの影響はあるはずだったのだ」
『それが､その高熱なんですか？』
「ああ……スタンドとは､その本人の精神力の強さで操るもの｡戦いの本能で行動させるもの!おっとりした平和な性格のホリィさんには､DIOの呪縛に対しての抵抗力がないのだ!スタンドを行動させる力がないのだ!!
だからスタンドがマイナスに働いて害になってしまっている!非常にまずい…こ…このままでは…!
死ぬ!とり殺されてしまう!」
『！承君…ジョースターさん…』
いつの間にか2人が立っていた｡
「……ホ…リィ」
「ジョースターさん…JOJO」
ジョースターさんは承君の襟首を掴み､怒りを抑えるような声を上げた｡
「わ…わしの…最も恐れていた事が……おこりよった…つ…ついに､む…娘に…スタンドが…｡
抵抗力がないんじゃあないかと思っておった｡DIOの魂からの呪縛に逆らえる力がないんじゃあないかと思っておった……」
唸るジョースターさんの手首を掴み､承君が言った｡
「言え!対策を!」
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ナーガ(プロフ) - 龍神邪炎@田中くんになって太田が欲しいさん» ありがとうございます。そう言っていただけるととても頑張れます！ (2017年10月19日 7時) (
レス) id: f9f66c5a0b (このIDを非表示/違反報告)
龍神邪炎@田中くんになって太田が欲しい(プロフ) - ナーガさん» あ、いえ、どうしたのかなぁと思っただけですので、あまりきにしないでください。これからもこの作品応援してます。 (2017年10月18日 22時) (レス) id: 8839339b34 (このIDを非表示/違反報告)
ナーガ(プロフ) - 龍神邪炎@田中くんになって太田が欲しいさん» すみません。続きを１度書いたんですが、わたしの不注意で削除してしまったんです。なるべく早くまた書き直します｡ご迷惑をおかけしました。 (2017年10月18日 22時) (レス) id: f9f66c5a0b (このIDを非表示/違反報告)
龍神邪炎@田中くんになって太田が欲しい(プロフ) - すみません。この作品の続きってないんですか？この小説の続きへ→っていうの押したら作品ページが見つかりませんと出たのですが……… (2017年10月18日 22時) (レス) id: 8839339b34 (このIDを非表示/違反報告)
ナーガ(プロフ) - 腸炎ビブリオさん» ありがとうございます。楽しみにしていてください！ヽ(*´∀｀)ノ (2017年9月22日 18時) (レス) id: 33ea84a1a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナーガ | 作成日時：2017年4月27日 19時
