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21、目覚める ページ23

「ん?んー??」


ふと眼が覚める。
なんだ?
体がすげぇ…あったかい…


「ウッ…!」


ギリギリのところで声を飲み込む。
布団の中、俺の胸板の上で、Aがスヤスヤと眠っていた。

あ、そっか。
夜中コイツが魘されてて、落ち着くの待ってクッションに寝かせてやろうと思った。
けどコイツが俺のシャツ握って離さないし、クッションに降ろそうとするとグズるしで、結局ベッドに一緒に寝たんだ。


「よく寝てるな…よかった」


俺の上で体を丸めスヤスヤ眠るAを見つめ、そっと頭を撫でる。
さて、起こさないように抜け出さないと。


「よっ…と…」
「んー…」


Aが声を上げたので動きを止める。
どうすっかな…いっそ1回起こしちゃうか?


「Aー?」
「…や…」
「や、じゃねーよ、俺遅刻しちゃう」


俺の上でもぞもぞ身動いだAは、ゆっくり目を開いて俺を見た。
暴れるか?
反射的に身構える。

寝惚け眼でボーッと俺を見たAは、じきにへにゃりと微笑んだ。


「おはよぉ、かずや…」
「…はよ」


顔が一気に熱を帯びる。
初めてAを女として意識した瞬間だった。

22、心配する→←20、魘される



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橋姫(プロフ) - なつみさん» こんな駄作を何度も読んでいただいてるなんてあぁぁぁありがとうございます(@_@。恐れ多すぎて嬉し過ぎます!!(>_<)続編ではひたすら二人のほのぼの日常を書こうと思っておりますので、今後ともぜひ宜しくお願いしますm(_ _)m (2017年6月14日 17時) (レス) id: 8eb81026be (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - えええ!待ってました!この小説、何回読んだことか…続編の執筆、楽しみにしています! (2017年6月14日 8時) (レス) id: 5201279b3c (このIDを非表示/違反報告)
橋姫(プロフ) - 帰蝶さん» 帰蝶さんコメントありがとうございます!ようやく続編を書く決断ができました…お待たせしましたm(_ _)m私も青道の人達とはちょこちょこ絡ませたいなと思ってるので、まぁ全員とはいきませんが頑張って書いていこうと思います(o^^o)また宜しくお願いします♪ (2017年6月13日 7時) (レス) id: 8eb81026be (このIDを非表示/違反報告)
帰蝶(プロフ) - うわぁ〜!!!続編始めるんですね!!!とっても嬉しいです!!!今からとても楽しみです!!!続編が始まったら青道の皆との絡みが見てみたいです!!!随分とアバウトですみません!!!これからも応援しています!!! (2017年6月12日 20時) (レス) id: 07fa8ea693 (このIDを非表示/違反報告)
帰蝶(プロフ) - 続編は気長に待ってます!!!わざわざお返事ありがとうございました!!! (2017年4月3日 22時) (レス) id: 07fa8ea693 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橋姫 | 作者ホームページ:http://yumenoukihashi.himegimi.jp/  
作成日時:2015年10月27日 20時

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