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なぜ?
うん、服は一応着てるな。
下着もしてる。
何度横を見ても、大谷翔平。
そっくりさんでもなんでもない。
手にできたマメが本人だと証明してる。
ではなぜ、隣に大谷翔平?
昨日電話したのは覚えてる。
うん。んで、すぐ行くと切られて
わたしは…
鍵を開けてー…
ねた。
ん、そこまでは記憶あるな。
その後の事、今の現状には理解が追いつかないし思い出せない。
起きたまま、ベッドに座って考えていると
大谷「ん、あれ…?……あ、起きてたんだ」
翔平が体を起こした。
「…あ、あの」
大谷「んー?」
目を擦りながらあくびをした翔平。
「な、な、なぜ…こう言う状況にな、な、な、なっているんでしょうかかか」
大谷「呂律回ってないよ(笑)」
「すいません」
大谷「んー…買い物して、届けに来たんだけどオートロックで入れなくて困ってたらオーナーさんが通してくれて、玄関は空いてたから入らせてもらって、冷蔵庫に色々入れて、そこのテーブルに色々置いてた時にペットボトル落としちゃってそれで起こしちゃって」
「…」
大谷「すぐ帰るって行ったんだけどいきなり服掴まれて、もう少しいて欲しいって言われちゃって。……それでまぁ、服離してくれなくて…?寝ちゃったから、帰るに帰れなくて、ずっと座ってるの辛かったから寝させてもらったの。ごめんね?」
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なぁぁぁにやってんだぁぁあ、わたし
馬鹿か私は!
「ほっんとに…ごめんなさい…もう、本当に、…ごめんなさい」
謝り続けてると
大谷「はは(笑)いいよ。午前練だけでそんなに疲れてなかったし明日オフだったし。それに」
「それに、、?」
翔平はニヤってしながら、私をじっと見て
大谷「僕にとって良いこと?んー、進歩できたし!」
「は、…はい?」
進歩…?どゆこと?
「?」
大谷「覚えてないのは残念だなぁ(笑)」
「な、なに?気になるんだけど…全然意味わからないし…」
大谷「じゃあ同じことしてみようか?」
「同じことしてみるってどういう」
凄い勢いで翔平は近づいてきて
顔と顔の距離は数十センチ。
大谷「( -∀-)」
「ちょ、ちょちょちょ!?///」
大谷「なんで逃げるの(笑)」
「だだだだだって!翔平が近づいてくるから!///」
大谷「数時間前は何回もしたのに?」
ポクポクポク…
「(´°ω°)チーン」
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作者名:maru | 作成日時:2021年8月7日 22時