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柳田
Aに軽く突き飛ばされ、Aは去っていった
柳田「可愛いなぁ、ほんま。なんなん」
1人で呟いていると、近くでバッティングしていた松田さんが
松田「お前はよ告白せんと取られるぞ?(笑)」
柳田「会う度に告白してますよー」
松田「あ、そうなん(笑)それでもダメって余程お前が嫌いなんだな(笑)」
柳田「でもさっき顔真っ赤にして照れてたんすよ?嫌いな人間に照れます?」
松田「まぁ嫌いだったら照れないよなー」
柳田「不思議な子。不思議ちゃんだわ」
松田「ギータも中々だけどw」
柳田「え?」
ーーお昼
柳田「あー腹減ったー」
今ならめっちゃ食える。うん。
料理を取り、席に座って食べていると。
少し遠くで周東や上林、栗原達とAがご飯を食べながら話していた。
ソーシャルディスタンスもあって、みんな距離はある程度離れてるけど
A、俺とは食ってくれないのにムカつく(´-ε-`)
まぁあいつらみんな歳近いし、話しやすいんかな。
写真撮ってる時も割と話してるし。
勝手に拗ねていると、
今宮「顔怖」
柳田「うるさい」
今宮が同じテーブルに座った。
今宮「いただきまーす」
柳田「どう思う?あれ」
俺はA達を指さした
今宮「どうって?どー言うことすか」
柳田「いやさ?A、俺が誘っても絶対一緒に食べてくれんのにあいつらとは食うんよ?!あいつらと話す時は超絶笑顔なのに、俺ん時は基本真顔」
ご飯を頬張りながら文句を垂れていると
今宮「生理的に柳田さんが嫌いなんじゃないすか?ただそれだけでしょ。多分だけど。」
と、これまた真顔で言われた。
柳田「生理的に無理だとして、だったらカメラマン辞めるくない?うちの専属なんかしなくても、うちより倍契約金出す日ハムだっているんだし」
今宮「桜木さんはお金の問題じゃなくて、多分ここが好きなんすよ。まぁ柳田さんの事は嫌いでも、桜木さんにとって居心地がいいんでしょう。誰しもそういう場所ってあるでしょ。」
柳田「…まぁ」
柳田「しれーっとディスられたけどまぁいいか」
今宮「柳田さん多分、ボケーっとしてるからダメなんすよ。」
柳田「喧嘩売られてる?おれ」
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作者名:maru | 作成日時:2021年8月7日 22時