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「うるせーな…」

隣の部屋から出てきたのは


『あ、シカダイ!我愛羅さん来るって知ってた!?』

兄のシカダイ。



「知ってた」


ゲームから目を離さずに答える。



『なんで言ってくれないの‼?』


「言うも何も…お前とクラス違うから話さないし帰りも違うじゃん」




『あー、もういいっ!我愛羅さんとこ行って来る‼バカぁ‼』


「…;」



『ママぁ‼シカダイが修行サボってゲームしてるぅ‼』


「なんだって‼?シカダイぃ!!(怒」



「!?やっべ…Aのやつチクりやがった‼;」


急いで引き出しにゲームを隠したシカダイであった。


















『我愛羅さんお久しぶりですぅ‼』

キラキラと我愛羅を尊敬の眼で見るA。


「おい、俺にはいつもそんな目しねえだろ;」

横目で睨む父・シカマル。




「久しぶり、A…ところで、



もうAは彼氏はできたのか?」

悪気はない。


なんとなく、聞いただけだった。


『え?』


笑顔のまま固まったAに


暫くして「しまった」と思う我愛羅。



「あ、悪気はないからな。深く考えるな」

話を変えようと次の話題を探すが




『あ、のですね…』


それよりも先にAが喋った。


『彼氏は、いないんですが…好きな人ならいますよ…?』




「え、誰だよ!?」


父が反応した。



『黙れパパ((えと…言わないでくださいね?あの、“山中いのじん”って子なんですよ…』



小声で話すA。





「へー…アイツが好きなんだ」


『‼』


後ろから聞こえた聞き覚えのある声。




「シカダイ!」


『にいしゃ…!』


あまりの驚きに噛むが今は恥ずかしがっていられない。




「さっきのお返しだぜ…アイツに言ってやろーっと」

ニヤリと笑ったシカダイにAの顔が青ざめる。




『やめて、兄ちゃん‼;言わないで‼』


いきなり掴みかかってきたAに吃驚するシカダイ。


「なんだよ…離せ!」


周りから見たら喧嘩である。


いや、普通に喧嘩なのだが…


「おい、どうするんだ…?;」

焦る我愛羅に

「ったく。めんどくせーなァ…」


父がだるそうに立ちあがったその時…



ブワッ!!



「『う…‼?』」


突然の強風に


掴み合っていた二人は壁まで吹き飛ばされる。

〃→←二人の距離は* いのじん 両片思い 夜桜マイsリク



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苺デラックス - えっと。終わってはないんですよね?長編の方が終わるか、気がむいたら書くって事ですよね? (2018年4月2日 2時) (レス) id: e851a42e9b (このIDを非表示/違反報告)
ほろろ - すいません。ミツキでキス魔でした。 (2017年5月25日 21時) (レス) id: 61132168c1 (このIDを非表示/違反報告)
ほろろ - リクエストで、ミツキのキスお願いします。魔 (2017年5月25日 21時) (レス) id: 61132168c1 (このIDを非表示/違反報告)
- 初めまして!とっっってもよかったです!読んでて楽しかったです!リクエストしたいのですが、シカダイで双子の妹みたいなのを読んでみたいですっ!お願いします! (2017年5月7日 22時) (レス) id: 8fb9e48e9b (このIDを非表示/違反報告)
風鈴 - いえいえ(笑) (2015年9月8日 22時) (レス) id: 1b4c88243c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:照昇 x他1人 | 作者ホームページ:http://ginngatannpennsyuu  
作成日時:2015年8月9日 1時

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