〃 ページ18
「うるせーな…」
隣の部屋から出てきたのは
『あ、シカダイ!我愛羅さん来るって知ってた!?』
兄のシカダイ。
「知ってた」
ゲームから目を離さずに答える。
『なんで言ってくれないの‼?』
「言うも何も…お前とクラス違うから話さないし帰りも違うじゃん」
『あー、もういいっ!我愛羅さんとこ行って来る‼バカぁ‼』
「…;」
『ママぁ‼シカダイが修行サボってゲームしてるぅ‼』
「なんだって‼?シカダイぃ!!(怒」
「!?やっべ…Aのやつチクりやがった‼;」
急いで引き出しにゲームを隠したシカダイであった。
・
・
『我愛羅さんお久しぶりですぅ‼』
キラキラと我愛羅を尊敬の眼で見るA。
「おい、俺にはいつもそんな目しねえだろ;」
横目で睨む父・シカマル。
「久しぶり、A…ところで、
もうAは彼氏はできたのか?」
悪気はない。
なんとなく、聞いただけだった。
『え?』
笑顔のまま固まったAに
暫くして「しまった」と思う我愛羅。
「あ、悪気はないからな。深く考えるな」
話を変えようと次の話題を探すが
『あ、のですね…』
それよりも先にAが喋った。
『彼氏は、いないんですが…好きな人ならいますよ…?』
「え、誰だよ!?」
父が反応した。
『黙れパパ((えと…言わないでくださいね?あの、“山中いのじん”って子なんですよ…』
小声で話すA。
「へー…アイツが好きなんだ」
『‼』
後ろから聞こえた聞き覚えのある声。
「シカダイ!」
『にいしゃ…!』
あまりの驚きに噛むが今は恥ずかしがっていられない。
「さっきのお返しだぜ…アイツに言ってやろーっと」
ニヤリと笑ったシカダイにAの顔が青ざめる。
『やめて、兄ちゃん‼;言わないで‼』
いきなり掴みかかってきたAに吃驚するシカダイ。
「なんだよ…離せ!」
周りから見たら喧嘩である。
いや、普通に喧嘩なのだが…
「おい、どうするんだ…?;」
焦る我愛羅に
「ったく。めんどくせーなァ…」
父がだるそうに立ちあがったその時…
ブワッ!!
「『う…‼?』」
突然の強風に
掴み合っていた二人は壁まで吹き飛ばされる。
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苺デラックス - えっと。終わってはないんですよね?長編の方が終わるか、気がむいたら書くって事ですよね? (2018年4月2日 2時) (レス) id: e851a42e9b (このIDを非表示/違反報告)
ほろろ - すいません。ミツキでキス魔でした。 (2017年5月25日 21時) (レス) id: 61132168c1 (このIDを非表示/違反報告)
ほろろ - リクエストで、ミツキのキスお願いします。魔 (2017年5月25日 21時) (レス) id: 61132168c1 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 初めまして!とっっってもよかったです!読んでて楽しかったです!リクエストしたいのですが、シカダイで双子の妹みたいなのを読んでみたいですっ!お願いします! (2017年5月7日 22時) (レス) id: 8fb9e48e9b (このIDを非表示/違反報告)
風鈴 - いえいえ(笑) (2015年9月8日 22時) (レス) id: 1b4c88243c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:照昇 x他1人 | 作者ホームページ:http://ginngatannpennsyuu
作成日時:2015年8月9日 1時