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…正直、私はAの事を特別大事に思っているとかでは無かった。
可愛いと思うし、可愛そうだとも思う。
でもAを助けたのは任務だったからだし、呪力が暴走したときも大した助けはしなかった。
保護対象。それ以上でもそれ以下でもない。
ここ数日一緒に過ごして、情が沸いてしまった。
私にとって悟や硝子は大切だ。だが彼らは自身を自身で守る事ができる。
…硝子は少し心配だが、
Aは違う。いくら才能があるとはいってもまだ子ども。
大切な人は弱点になってしまう。
それが怖かった。これ以上、踏み込むべきではない。
それは彼女のためにもならない。
幸いにもAには才能がある。あれだけのものがあれば引取先は見つかるだろう。
Aは私によく懐いているようだが、それは私が助け出したからだ。
これから沢山の人に出合い、関わっていく中で私の存在は薄れていくはずだ。
……長々と話したが、兎に角、私と彼女は距離をとったほうがいい
それがお互いのためだろう
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ととこ(プロフ) - 神代優花さん» 読んでくださりありがとうございます。もし良ければ何話か教えていただけないでしょうか…?お手を煩わせてすみません… (2021年5月5日 15時) (レス) id: a0d3aa46dd (このIDを非表示/違反報告)
神代優花 - 自分と言う自が違う気がするのですが。間違いだったらすみません。 (2021年5月5日 15時) (レス) id: 5b5a130973 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月24日 23時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ととこ | 作成日時:2021年4月13日 0時