部下たち ページ10
真選組屯所
局長室内
「実はだな、最近、神隠しのような事件が発生している。」
局長、近藤勲が語り出す。
「トシ、説明してやれ」
副長の土方十四郎に説明を頼み、頼まれた土方は、事件の内容を話し出す。
「最近、こんな事があった。空から突然、異様な服、異様な雰囲気の女が、一般道路に現れた。」
淡々と話す土方。
卯月は少し違和感を覚える。
『...土方さん、その女はどのような方でした?』
「それを聞いてどうするんでィ?」
卯月の質問に対し、質問を返すのは、1番隊隊長の沖田総悟。
『いえ、もしかしたら知り合いの可能性もありますので』
彼女の周りには、異様な雰囲気の人間が多くいる。
何より、彼女自体がその1人だ。
他にも、1人の上司がため、組織にいる、金髪のスーツの可愛らしい女性、
彼女からしたら、母親のような存在で、姐さんと呼び、慕っている美しい着物姿の赤髪の女性、
まだまだいるが、異様な雰囲気の女など、ヨコハマにはいくらでもいるのだ。
「そうか、その可能性もあるな」
近藤は、高笑いをし、そう言う。
「特殊なスーツを着ていて、明るめの茶髪、ピンク、又は赤の目、耳にはピアスを付けたやつでィ」
沖田はその女の特徴を言う。
「思い当たる奴は?」
土方が卯月に問う。
彼女は答えた。
『ええ、当たりでした。【雲牙 影凛】私の大事な子です。』
と。
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雲牙 影凛 うんが えいり
20歳
明るめの茶髪をツインテールにしている。
瞳はネオンピンク
黒いピアス
ツリ目
卯月の部下の1人であり、彼女の補佐。
特徴的な色のスーツ
霊能者
異能力
【傷女の唄】
スタンドマイクが現れ、敵に対して言葉を発すると、精神へと攻撃を仕掛ける。
(まあ、うん、某ディビジョンラップバトルのマイクです。見た目違うだけで)
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作者名:歩夢 | 作成日時:2019年8月5日 21時