怒るで。3 ページ3
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「…。」
『…。』
爆豪くんはむにむにと、そのゴツイ手で慣れたように揉んでる。
アレかぁ、経験豊富なんやなぁ。
流石才能マンイケメン。
その才能譲ってくれへんやろか?
「……Dカップってところか」
ボソッと呟いたのを、この耳が捉えた。
えっ…爆豪くん、なんで分かるん…???
ストーカーなん…??
…ははっ、怖いわぁ爆豪くん。
『てか思うてんやけど、爆豪くんなんでここにおるん?』
首をこてんと傾げると、爆豪くんが鼻で嘲笑う。
おっなんやなんや。
また喧嘩売ってるんか????(圧)
『まだ喧嘩売っとるんか』と黒い笑みで笑うと、爆豪くんは「違うわボケ」と暴言混じりに言う。
はっは生意気やわ〜!!この子生意気やわ〜!!
なんなん今の世代?生意気な子ばっかやない!どうなってるん世界!
「彼奴は絶対サボるから探してこいって言われたんだよ、相澤センセイに」
『…流石消太ちゃんやねぇ、』
うちのことわかってるわ。
元担任なだけあって、行動は把握済みってか。
おー、こわいこわい。笑(真顔)
「早よ行かねぇとしばかれるぞ」
『消太ちゃんならしかねないわ。
せやねぇ、行こか。あと胸の手ぇ離してくれへん?』
「離す理由なんてねぇだろ」
『あるに決まっとんねん私困ってんねん!!』
「そんなの知らねぇよ」
『はァ??なんなん、爆豪くん。生意気やわ〜!!』
そう言い指をさす。
「さすんじゃねぇ!」と手を払い除けられたが、これは仕方ないのうて。
結局力づくで離し、A組へと足を向ける。
爆豪くんはその後ろを猫みたいにとことこと着いてきて、とてつもなく可愛い。
ここだけは可愛いんよね爆豪くん。ほんまにズルいわぁ。
…色んな意味で。
『せや、爆豪くん。今日は授業何するん?』
「生徒会長なら分かんだろ?はっ、バカが」
『うちだって書類整理とかで忙しいんや!それで疲れとんのに、君がストレスを増やしてん!
はぁ〜もう生徒会長やめたいわ!!』
うちの心の叫びが廊下に谺する。
叫び声が大きすぎて、1年のクラス全員がひょこっと扉から顔を出した。
その中にはうちのお気に入りの心操くんもいる。
『心操く〜ん!』
ハートマークがつきそうな甘ったるい声で手をふると、「キモイ」と言い教室に戻ってしまった。
傷つくわぁ…
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まい - 私は、、、、、Dなんて無いな笑(泣 (2020年5月20日 1時) (レス) id: 39522f91a4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し44667号(プロフ) - 、、、Dか (2020年2月28日 20時) (レス) id: 52b41a10ca (このIDを非表示/違反報告)
Jjj - 結構日にちたってますけど、更新ってしてますか?できましたら、更新お願いします。爆豪君の堂々と胸揉むので謎にハマりました。 (2020年1月31日 6時) (レス) id: 164c86cd11 (このIDを非表示/違反報告)
ゆく(プロフ) - 楽しみにしてまっす! (2020年1月9日 0時) (レス) id: 50396735f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イケメンになりたい。 | 作成日時:2020年1月8日 21時