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一等星から生まれた ページ3

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待て、待て。私の父が伏黒甚爾?そんな、巫山戯るな。夢なら覚めてくれ。本当に。





原作では、誰が見ても最高のハッピーエンドだとは言えない最期を遂げる男。それが伏黒甚爾だ。

その伏黒甚爾が出来上がるまでには、ある一人の女性が関係する。それが伏黒恵の母だ。


原作ではその伏黒恵の母親の容姿も公開されていた。

黒髪黒目で、少しばかり特徴的な髪型を持つ愛らしい女性だった。



だが、私の母親と思われる女性は、黒髪黒目ではあるものの、
現代版小野小町と謳われてもいいような美しさを持ち合わせている「The.美人」というような人だった。





────まぁ、要すると。

母親の言うことが本当ならば、──言い方が悪いが──伏黒甚爾は一人の女を弄んで捨てたということだ。

しかも美人で優しい一人の女を。



(…なんというか………うん。流石クズだな)



美人でも俺は関係ねぇ、女はみんな同じだと。その考えが恋に動いていったら完璧だったと思う。
オメェ顔はいいんだから性格も良くしようぜ…好きだけど。…好きだけど!!(食い気味)




なんて事を考えていれば、暗闇が端から一気に消えていく。光に包まれるようにして消えたソレは、私の影へと吸い込まれていく。



…何という不思議な現象だろうか。

唖然として座り込んでいれば、辺りの景色が変わっていることに気づく。


『(うぉ、ここってさっきの場所じゃ………んん????)…な、に…、これ…』


あの気持ち悪い呪霊と思われる欠片がそこら辺に散らばっていた。




その代わりに紺色の髪と黄色の目を持つ和風の男が立っていた。


狐のお面が口元を覆っているが、高めの鼻梁からイケメンだろうなと勝手に想像する。

その凛とした佇まいからは、良家の出だとわかる。まとめるとイケメンで金持ちだと。なるほど。死んでくれ。(本音)





とりあえず話しかけてみるか。と口を開く。

『貴方は誰?』

「………………」

『何でここにいるの?』

「………………」

『……貴方が、この呪霊を祓ってくれたの?』



そう言うと、彼は静かに一回だけ首を縦に振る。マジか。イケメンで金持ちで強い…なるほど。爆ぜてくれ。(復習)



『そ、なんだ。…ありがとう』

お礼は大事だよなうんうん。一人でに頷いていると、その男は突然霧と化した。黒い霧はゆらゆらと揺れては私の影に消えていく。嘘だろ私の影どうなってんの。





『ぶらっくほーる…』



私の影はカ〇ビィかな?と疑った瞬間だった。

百合の花、遭遇する。→←雲のような人だったと月は言う



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(プロフ) - 初コメです!失礼します!夢主も伏黒甚爾もめちゃくちゃ可愛すぎませんか!?吐血じゃないですけどゴフッって空気吐くくらい可愛いです!めちゃくちゃ応援します!更新頑張ってください! (12月30日 3時) (レス) @page48 id: 17039bfc90 (このIDを非表示/違反報告)
れれ(プロフ) - もうまって大好きです面白いと可愛いの大渋滞です…!!続編いつまでもまってます! (12月26日 4時) (レス) @page48 id: 9c9eeae16e (このIDを非表示/違反報告)
望奈 - おもろすぎん。 (12月8日 22時) (レス) @page48 id: 8b146cc8f6 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します!めっちゃ好きです…!!パパ黒との絡みがてぇてぇ過ぎて吐血するかと思いました()更新頑張って下さい。楽しみにしてます! (11月30日 20時) (レス) id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだぁ - 投稿楽しみにしてます!! (11月26日 20時) (レス) @page48 id: f8f579a222 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イケメンになりたい。 | 作成日時:2021年1月13日 22時

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