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119:水曜日の男 ページ26

あと15分で水曜日が終わり木曜日が始まる。




水曜日担当の男はまだ現れていない。




夕方までバイトでオフィスにいたが、朝からずっと外出しているようで今日は姿を一度も見ていない。




(今日は来ないのかな。


なんだか聞くのも催促してるみたいで悪いしなぁ)




曜日の割り振りをしたが必ず来ると約束したわけではないし、仕事が忙しいのも分かっているので今日は来ないのだろう。




幸いにも、今日は仕事が忙しく、普段よりは疲れているため自力で眠れそうだ。



そろそろ寝ようかとリビングの照明を消して寝室へ行くと、間接照明だけをつけて怜奈がベッドに入る。




ベッドに入ってからは珍しくすぐにウトウトしはじめ、そのまま眠りにつく




かと思いきや、





微かな物音がした直後にバンっ!と勢いよく寝室のドアが開いて一気に目が覚める。





『え!?何?』





驚いて体を起こしてドアを開けた人物に視線をやる。部屋が暗くてよく見えない。




万「何、先に寝ようとしてんの?」




『ボス?え、どうしたの?』




万「今日水曜だし。オレの日じゃん」




ベッドに腰掛けて、怜奈の髪にそっと触れる万次郎。




『もうこんな時間だし来ないかと思ってた』




万「それはごめん。でもギリギリ間に合った」




『お仕事忙しいんでしょ?ごめんね、心配かけちゃって』




万「オレがしたいからしてるんだし、気にすんな」



『うん、ありがと。夜ご飯は?食べる?』



万「あー、今日はいいや。明日の朝食べる。

ちょっとシャワー浴びてくるから待ってて。

眠かったら寝てていいから」




『あ、うん』




今日は眠れそうだったのに、万次郎の登場で一気に目が覚めてしまったとはいえない怜奈。




なにより、仕事終わりに万次郎も疲れているだろうに急いで駆けつけてきてくれたことが嬉しかった。




すっかり目が覚めてしまい、戻ってきた万次郎とベッドでたわいもない話をしながら夜中の2時にようやく眠りにつく。









万「……こんな生活させてごめんな。添い寝で済むならいくらでもしてやるから」




先に寝た怜奈の寝顔を見て安心すると自分も眠りにつく万次郎。

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うさ - 更新楽しみにしてます!! (11月22日 14時) (レス) @page47 id: 1fc943b7af (このIDを非表示/違反報告)
百合 - これは確定、、、!!春ちゃん夢主ちゃんがっ!! (7月3日 16時) (レス) @page40 id: e72506d086 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - ルリカさん» コメありがとうございます♪全然収束しないまま溺愛されてて…オチが決まらないのでしばらく溺愛のままかもです(*´Д`*)引き続き読んでくださると嬉しいです。 (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 悠希さん» 読んでくださってありがとうございます♪コンビニ編、長すぎたかと思っていたので、そう言っていただけると嬉しいです♪ (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 悠希さん» 読んでくださってありがとうございます♪コンビニ編、長すぎたかと思っていたので、そう言っていただけると嬉しいです♪ (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔夜 | 作成日時:2023年3月26日 22時

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