120:木曜日の男 ページ27
あくびを噛み殺しながら鶴蝶に背中を軽く押してもらいながらストレッチする怜奈。
鶴「眠そうだな、怜奈」
『ん〜、昨日ってか今朝寝たの遅くて…』
鶴「昨日の担当は確かボスだったか?なかなか眠れなかったのか?」
『う〜ん、寝れたはずなんだけど…寝るタイミング逃しちゃってちょっと寝不足』
ストレッチを終えるとバランスボールに軽く腰かけてミネラルウォーターを飲みながら壁の時計に視線をやる。
『今日、鶴ちゃんだったよね?今日、トレーニングもたくさんしたし、寝不足だからたぶん眠れると思うけど…』
鶴「あぁ、でも今日は仕事そんなに遅くならないだろうし、顔出すつもりだ」
来なくても大丈夫だと言おうとしたが、それだと来てくれることを前提として話しているようで言い淀んでいると、それを察してか鶴蝶が先に顔を出すと言ってくれる。
『ほんと?じゃあ夜ご飯一緒にたべよ?食べたいものある?』
鶴「怜奈の作るものはなんでも美味しいから任せるよ。楽しみにしてる」
夕食は鶴蝶と一緒に食べ、鶴蝶にホワイトデーに買ってもらったヨギ○ーに座ってテレビを見ているうちに、座り心地の良さと寝不足からか普段より早い時間に眠ってしまう。
鶴「今日は眠れたみたいだな」
眠ってしまった怜奈にふっと優しい笑みを浮かべる鶴蝶。
鶴「…大丈夫だ、お前には俺たちがついてる。
安心して休め」
灰谷兄弟や万次郎のように普段からスキンシップを取ることはないが、眠っている怜奈の頰をそっと指の背で撫でる。
怜奈を抱き上げてベッドへと運ぶと、それから一時間ほどは怜奈が起きてしまわないか様子を窺っていたが、その様子もないため、そっと怜奈の部屋を後にする鶴蝶。
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うさ - 更新楽しみにしてます!! (11月22日 14時) (レス) @page47 id: 1fc943b7af (このIDを非表示/違反報告)
百合 - これは確定、、、!!春ちゃん夢主ちゃんがっ!! (7月3日 16時) (レス) @page40 id: e72506d086 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - ルリカさん» コメありがとうございます♪全然収束しないまま溺愛されてて…オチが決まらないのでしばらく溺愛のままかもです(*´Д`*)引き続き読んでくださると嬉しいです。 (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 悠希さん» 読んでくださってありがとうございます♪コンビニ編、長すぎたかと思っていたので、そう言っていただけると嬉しいです♪ (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 悠希さん» 読んでくださってありがとうございます♪コンビニ編、長すぎたかと思っていたので、そう言っていただけると嬉しいです♪ (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔夜 | 作成日時:2023年3月26日 22時