117:月曜日の男(2) ページ24
『あ〜、幸せ〜』
ソファーに触り、春千夜に髪を乾かしてもらいながら怜奈が気持ちよさそう目を閉じる。
春「あー、そーかよ。そりゃ良かったな」
面倒くさそうに返事しながらも怜奈の髪を乾かす手つきは優しく丁寧だ。
春千夜が作ってくれた夕食も美味しく、足と手のネイルカラーもキレイに塗ってもらった。
控えめに言って、至れり尽くせりだ。
春千夜の口が悪いことを除けば、言うこと無しなのだが。
日付も変わろうとしたころ、一緒にソファーでテレビを見ていたが怜奈が次第にウトウトし始め、春千夜に寄りかかる。
春「オイ。寝るならベッド行け」
『ん…はぁい。……春ちゃんもベッドで寝るの?』
春「寝るかよ。俺はソファで寝る。
お前が寝るまでそばにいてやるから、さっさと寝ろ」
怜奈をベッドに連れて行くと乱暴に布団を掛け、ベッドに腰掛ける春千夜。
『月曜日が春ちゃんでよかった。一週間頑張れる気がする』
春「なんだそれ。いいから、早く寝ろ。俺が寝れねェだろ」
そう言いながらも、怜奈が眠るまで雑談に付き合ってくれる。
ようやく眠った怜奈の髪を指先でそっと撫でる春千夜。
春「やっと寝たか……雑用係のくせに俺に世話させやがって……早く治せよ」
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うさ - 更新楽しみにしてます!! (11月22日 14時) (レス) @page47 id: 1fc943b7af (このIDを非表示/違反報告)
百合 - これは確定、、、!!春ちゃん夢主ちゃんがっ!! (7月3日 16時) (レス) @page40 id: e72506d086 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - ルリカさん» コメありがとうございます♪全然収束しないまま溺愛されてて…オチが決まらないのでしばらく溺愛のままかもです(*´Д`*)引き続き読んでくださると嬉しいです。 (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 悠希さん» 読んでくださってありがとうございます♪コンビニ編、長すぎたかと思っていたので、そう言っていただけると嬉しいです♪ (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 悠希さん» 読んでくださってありがとうございます♪コンビニ編、長すぎたかと思っていたので、そう言っていただけると嬉しいです♪ (6月30日 0時) (レス) id: 71f254d63a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔夜 | 作成日時:2023年3月26日 22時