校門で待ち伏せてみた（cfy,bj） ページ23
〇千冬
校門に美人がいるらしいよ。他校の制服だって。誰か待ってるみたい。
校内のザワつきが耳に入り、ふと教室から校門へと視線をやると、遠くでもわかる見慣れた姿に急いで校門へと走る千冬。
「怜奈っ！」
『あ、千冬〜』
千冬に気づくと周囲の視線も気にせずのんきに手を振る怜奈に毒気を抜かれてしまう。
「え、なんでいんの？」
『学校早く終わったから。千冬いるかな〜と思って来てみた』
「絡まれたりしたらどうすんだよ。危ねぇだろ」
『だって千冬がいるじゃん』
「そうだけど…」
『場地もいるし』(怜奈は千冬の1個上で場地と知り合い)
「そこはオレでしょ」
『うそ、冗談だよ。早く会いたくて』
さらりと言われて、顔を赤くする千冬。
怜奈には敵わないとため息をつく。
〇場地
学校を出ようとすると、ザワついている中心にいる人物に驚き、ズカズカと近づく。
「おい、こんなとこでなにしてんだよ」
『…』
声を掛けられた怜奈はチラッと場地を見るが、スルーを決めたのかすぐに持っていた携帯に視線を戻す。
「お前、なんか怒ってんの？とりあえず行くぞ」
怜奈の手首を掴むと、バッと振りほどかれる。
さすがにイラっとして凄む場地。
「あ゛？」
『え、圭ちゃん？』
凄んだ時の場地の声に反応して怜奈が目を見開く。
それもそのはず。怜奈は学校バージョンの場地を見たことが無かった。
キョトンとした後に涙目になって笑い始める怜奈。
『ぜんぜん気づかなかった。別人じゃん。あ、千冬に写真おくってやろ〜っと』
「知ってるにきまってんだろ。同じ学校なんだし」
『あ、そっか。じゃあ千冬も待って一緒に帰る？』
「俺と二人じゃヤなのかよ」
『二人がいい』
「じゃ帰んぞ」
校門で待ち伏せてみた（mty,kztr）→←こたつのある生活（cfy,mty:+12 snicr,wk)
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シア - 耳元で囁かれたら一発KOですね。 (2023年3月6日 23時) (
レス) id: 5724e2c09d (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - きりんさん» きりんさんの作品どれも好きで、特にココ君好きなので、本当にきりんさんのは何度も読んでて感動です！ありがとうございます！！がんばります♡ (2023年3月6日 22時) (レス) id: c86157d70c (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 瑠歌さん» 全然そんな事ないですよ♪あ、でも、ご希望のキャラがいたらリクのときに一緒に教えていただけると助かります♪リク頂いたのに、推しがいなかったら申し訳ないので。 (2023年3月6日 22時) (レス) id: c86157d70c (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - シアさん» 蘭ちゃんはもう色気ムンムンなので仕方ないですww (2023年3月6日 22時) (レス) id: c86157d70c (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 朔夜さん» 私のお話も読んでいただいてるんですね！楽しみにして頂けてるなんて、私の方こそ光栄です♡どきどきしながらコメントしてよかった……！（笑）お互い頑張りましょうねー！♡ (2023年3月6日 9時) (レス) id: 3b12f1ab58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2023年1月11日 1時
