僕/私達は己の大切な者を守るだけだ/だけです/だけ...【REBORN】

将来の夫婦？ ページ11

「チャオっす」


「！？おわっ！！」



四人で弁当を食ってると毎度のようにリボーンが出てきた。いつもならムカつくが今回だけは感謝だな、山本と獄寺くんが西園寺さんにベタベタして俺、すごく居づらかったし



「...！お、小僧じゃねぇーか！」


「...！リボーンさん！」



...？
今、二人とも反応が遅れた...？気のせいかな...
リボーンはそのまま俺の横を通りすぎ、西園寺さんの目の前まで行き飛びついた...え、飛びついた！？



「チャオ！俺はリボーンだ。お前はボンコレファミリーの同盟ファミリーのひとつ、デモーニオファミリーの一人娘で合ってるな」


「うん！私は西園寺志穂だよ。よろしくね、リボーンくん！！」



でもーにお？てか情報早ぇな！！転校してから一日もたってねぇのに情報掴むの早ぇな！！
頭の中がツッコミでいっぱいになる。その間にも二人は話を進め、何か決まったらしく俺の方を向いた



「ってことで拒否権はねぇからなダメツナ、まぁこんなにいい女なんだ。お前だって嬉しいだろ」


「おめでとうございます！！十代目！！」


「はは！ツナも西園寺もお似合いなのな！！」


「これからお互いよろしく！綱吉！」


「...へ？」



うん、自分でも間抜けな声だと思ったよ！！でもさでもさ、どうゆうこと？俺さっぱり何がなんだか分からないんだけど！？え？いきなり呼び捨て？？いい女だから！？話の内容は何なんだよ！！
俺が困惑しているのに気付いたリボーンは呆れた顔でこっちに銃を向けた...って、は！？


ﾊﾞｧﾝ!!


俺は間一髪で避けた。なんかリボーンのせいで回避能力が格段と上がったような...まぁこんなこと言ったら銃をぶっぱなされるから言わないけど



「おいダメツナ。話ぐれぇちゃんと聞いとけ。いいか、もう一回言うゾ。お前と志穂は将来夫婦になるんだゾ☆」


「へぇー...え！？」



誰か叫ばなかった俺を誉めてほしい。だって...え？夫婦？彼女と俺が？
...まじでふざけんなって思うだろ普通！！しかも強制！？
俺はさすがに頭にきてリボーンに言い返した



「どうゆうことだよ！！西園寺さんと俺が将来夫婦？なんでそうなるんだ！！俺には京子ちゃんという心に決めた人がいるって知ってるだろ！？なのになんで......俺はお前の操り人形じゃないんだ！！今までは我慢してきたけど...とにかく！将来のお嫁さんぐらい自分で決めさせろよ！！」

私はお姫様なのよ！→←気持ち悪い視線

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