姉という存在。2【WT】

大規模侵攻13 ページ15

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『…"金の雛鳥"を渡してもらうよっ！！』


「そうはさせない…っ！」



攻撃を三雲が軽々と避ける。



「…はっ…今だ！！」


「…運び手が出ました」


「運び手を狙ったまま待て！ラービットは仕留めた…ミラ、A捕まえろ」


「了解致しました」


『…』


ミラの攻撃が三雲の体に突き刺さる。


「…ぐはっ(…ここからが勝負だ)…トリガーオフ！！｣


「はっ…換装を解いた…？」


三雲がトリガーを解く。


『(ここまでは、原作通り…)』


三雲の生身の体にはハイレインの攻撃は効かない。


「A、やつを…」


「A…？…待て！！お前らの相手は俺だ！！」


「うるさいぞっ！！」


「それはもう知っている！くたばれ！！」



攻撃をする秀次に、ミラはワープさせる。



「隊長…っ！」


「…くっワープ女のトリガーか」



ミラのトリガーで基地から引き離された秀次。
ハイレインが言った"A"という名前。姉の名前と同じで少し油断してしまう。



「"金の雛鳥"を渡しなさい。…っ、トリオンぎれ？大窓を使いすぎた…それにこの傷で…」



ミラはトリオンがもうすぐ無くなるところだ。



「(やつの砦までおよそ20分…だが相手は生身、すぐに追いつく！)」








そして、



「レプリカ…っ」


「豆粒…っ！」


「「敵の位置を教えろ！！」」



「『錨』印+『射』印 五重(ブーストプラスボルト、クインティ)！！」


「トリガーオフ！！…風刃！！起動！！」



秀次と遊真が攻撃を仕掛ける。




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