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センラに彼女がいるってことは結構有名な話で、今日みたいな飲み配信の時にぽろっとでてしまい、あっという間に広がった。
そのあと本人の口からちゃんと説明があって、その場はひとまず落ち着いた。
……が、中には私の存在を好ましく思っていないリアコ勢がいるわけでして、配信などに私の話題が上がるとコメ欄が荒れたことが何度かある。
現に今も少しではあるが、荒れ始めている。
.
セ「え、俺それ一日中語れる気ぃするけどええの？」
だいぶ酔いが回ったのか、いつもの冷静さは消え、舌ったらずな声が耳をくすぐる。
セ「俺の彼女、めっちゃかわいいんですよぉ。もうほんま頑張り屋さんでぇ、、あーもうめっちゃ好きなんよ。」
ふわふわな声から、顔を赤く染めデレデレしている姿が目に浮かぶ。
彼は普段こんなに素直に”好き”を伝えてくれないので、そんな彼を想像すると私までもにやけてしまう。
［センラさん別の話ききたい〜］ ［彼女の話無理なんだけど］ ［彼女きらーい］
すごいスピードで流れるコメントの中でも目についてしまうアンチコメ。
その一つ一つが鋭い刃物となって喉元を突き刺す。
苦しくて、悲しくて、コメントを非表示にしてセンラの声だけに集中した。
セ「ええやん、超好きなんやし。」
セ「俺彼女と別れるきないしぃ、彼女のこと悪くゆーやつ無理やから、申し訳ないけどそこは頼みますわぁ。」
crewのみんなも大事やけど、プライベートでは彼女が特別に大事やねん、と少し悲しげに笑った。
そのあとも酔った彼がひとり大暴走して、配信は終わった。
．
．
ガチャ
配信を終えたセンラが先に寝た私を気にして寝室の扉を静かに開ける。
もちろん寝てない私は、入ってきたセンラに飛びつく。
セ「うわっ、Aおきてたん？」
『うん。配信聞きたくて、起きてた。』
セ「うえ、聞かれてたん、？はっずー…。」
ほんのり赤く染めた顔を手で覆うように隠す姿が愛おしくて。
抱きしめる力を強め、センラの胸に顔をうずめる。
．
『＿＿＿＿＿＿＿私センラの彼女でいられてすっごく幸せ。』
セ 酔 少 -fin-
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Alice(プロフ) - 翠さん» そこは是非大学の授業優先して下さいね^^* (2020年6月8日 17時) (
レス) id: 9ab20d91b2 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - Aliceさん» そんなこと言われた大学の授業放り投げてでも書かないとですね！！！^ ^ (2020年6月8日 1時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 翠さん» 命です？？？いやいやそんな…(´；ω；｀) 私にとって生きる糧です( '-' ) (2020年6月7日 11時) (レス) id: 9ab20d91b2 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - Aliceさん» 転生おめでとうございます(？？？) えほんとに嬉しいですなんかAliceさん私の命です(は？？？) (2020年6月7日 10時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ぎゃあああああああああ!!!! やばいです…死にました…でも翠さんの小説見るために転生してきました← もう想像以上にやばくてリアルで叫びそうになって口を手で抑えました( '-' ) (2020年6月7日 0時) (レス) id: 9ab20d91b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠 x他1人 | 作成日時：2020年5月30日 18時
