【テニスの王子様】無愛想じゃなくてコミュ障 ３【立海】

無愛想92 ページ2

貴『けーいごっ。…あ、なんだ。部長さん勢揃いじゃないの。』

跡「なんだ、Aか。何のようだ？」

貴『挨拶まわりぃ。』

三日間お世話になりました〜と間延びした言葉に、皆さん思わず苦笑。
でもでも、ホントにお世話になりましたよね？ね？

貴『…マネージャーらしいこと出来なかったなぁ。』

跡「アーン？元々あんまり仕事が少なかっただろ。」

白「せやで、Aさんがドリンク配った後ウチは皆やる気出すんや。」

手「俺の所も士気があがっていた、感謝する。」

貴『そ、そうですか。』

まぁ、良いことなのだろう。素直に受け止めよう、うん。

貴『最初は不安でしたけど、楽しかったです。ありがとうございました。』

白「こちらこそ楽しかったで、ホンマおおきに。」

手「また世話になるときが来たらよろしく頼む。」

あぁ、なんていい人達なんだ。好き。((

幸「ふぅん？さっきの言葉は嘘かな？」

貴『一番は立海！立海こそ正義！！』

幸「ふふ。」

我らが立海、万歳立海。

跡「さっきの言葉はって、何だ。」

幸「一番は((貴『あーっ！あーっ！バスがそろそろ来ちゃうよー！！』あははっ。」

ムキャァァッ！たまには悪くないとか思ったのがバカだったよ！
どーせ、どぉぉっせ！いじられるんだから！！

貴『ったく、じゃあ、皆さん。また会いましょーね。』

行くぞ幸村、とぐいぐい引っ張り歩きだすが、歩幅の問題で途中から私が引っ張られる形に。
くそう、あと三メートル身長がほしい。()

貴『あんまり言いふらさないでよね。』

幸「ふふ、嬉しかったからね。つい。」

貴『え〜？鳥肌立ったんじゃないの〜？』

幸「本音を言うと大好き位言ってほしかったなぁ。」

貴『うっわ、誰得。』

幸「勿論、俺得。」

けっ、幸村だけが得するなら絶対言わね。

幸「皆得するよ。」

貴『ジャッカルも？』

幸「勿論。」

貴『分かった、ジャッカルにだけ言うよ！』

幸「酷いなぁ。」

myダーリンジャッカル、待っててくれ。愛しのハニーが今愛を伝えに行きます。

幸「俺にも伝えていいんだよ。」

貴『さっき伝えたから。』

幸「じゃあもっかい言ってよ。」

貴『一回だけだから特別なものなの。』

何故か粘る幸村を上手く交わし、無事立海の元へ到着。
バスはまだ来てないんかい。

貴『ジャッカル〜。』

桑「なんだ？」

貴『えとね、大好きです。』

桑「お、おう。改まって言われると嬉しいもんだな。」

え？はっ？！ジャッカルが照れてる！！嬉しい！()

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