3話 ページ5
森の入口に居た少年達は苦戦しながらも鬼達を倒していった。
『…あの箱の中気になる……何が入ってるんだろ…』
額に傷がある少年が抱えてる箱が気になって仕方ない。
鬼の臭いがする、、あの箱の中には鬼がはいっているのだろう、、でも、、何故鬼を??
『見てれば分かるかな』
少年達は、累の父役の鬼と戦っている。
?「水の呼吸 弐ノ型 水車!!」
『水の呼吸を使うのか、、育手は鱗滝さんかな??』
?「水の呼吸 拾ノ型!!!』
あーあ、、ふっ飛ばされちゃったよ、、
追いかけるか、、
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たしか、、こっちに飛ばされてたと思うんだけど、、
?「………!!…………だ!!!」
声??
累「……さっきの言葉を取り消せば一息で殺してあげるよ」
あー、、あの少年、累の気に触る事いったんだろう。
刀が折れてる、、累の操る糸に刀なしで挑むのは至難の業だ。
ほら、累の糸が周りに、、
『!?!?』
累の糸を避けきれなくなった時、箱の中から出た少女が少年を守った。
『箱の中身は鬼の少女だったのか。どういう関係?』
禰豆子と呼ばれた鬼の少女は少年に抱えられ草むらに隠れた。
?「禰豆子、禰豆子!!兄ちゃんを庇って、、ごめんな!!!」
兄妹???
累「妹は、、ブツブツ……」
累の欲しがっている絆か、
案の定、累は2人の絆を欲しがった。
姉役の鬼が累に捨てないで欲しいと懇願したが、それは無駄だった。
累「君の妹を僕に頂戴。大人しく渡せば命だけは助けてあげる」
少年は何を言ってるのか分からないと言う顔で累をみた。
累は、自分で家族の絆を絶ってしまって以来ずっと新しい家族の絆を求めている。
前に1度累に家族の絆のことを聞いた事がある。
そしたら、
累「父には父の役割があり、母には母の役割がある。親は子を守り、兄や姉は下の弟妹を守る。なにがあっても、、命を懸けて」
累の思っている絆は、家族のためなら命を投げやる事が出来ることらしい。
私にも家族は居たから、絆の大切さはわかる。
………私の話はいいか、、
そんな事を思っているうちに戦いは終盤に差し掛かっていた。
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作者名:赤崎 | 作成日時:2020年1月18日 20時