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_____________

「へえ、こんなの書いてたんだ」

「穴があるならさらにその穴を深く掘って埋まってしまいたいというか埋めてくださいそしてそのまま誰も掘り返さないで欲しいお願いだから」

精神的ダメージが大きすぎる
自分の馬鹿、いつ帰ってくるかわかんないのに
なんであんな小っ恥ずかしい事書いたのかな

現実逃避してる私に征はさらに追い打ちを
かけるかのように言葉を発した

「音読してよ、気持ち込めて、ちゃんと僕の目を見て」

何を言ってるのかなこのお方は

「...正直、Aにこういう類いの言葉を
言われた事があまりないから、その、嬉しいんだ」

しゅん、とした顔で言う征
不覚にも可愛いと思ってしまった私
(本人には絶対に口が裂けても言えない)

確かに、征の言う通り片手で数えれる程しか
伝えていない…気がする

「...言う、言うね。ただ、ちょっと待って?」

_____________

心臓が狂ったように肋骨を叩く

今この空間には私の心臓の音しか
聞こえて無いんじゃないかってくらい
ドキドキしてる、いやもうほんとに

「...征、大好き。いつも言えてないけど
征の事ちゃんと大好きだよ」

言った、言えた。
ちゃんと目も見たし、思ってることも伝えた

すると征がくるっと後ろを向く

...面白いくらい耳が真っ赤
もしかして照れた顔見られたくないのかな?

そぉーっと背中から近づいて抱きしめてみた
もう今ならなんでもできる気がする

「A、キス、するよ?」

その言葉に回していた手を戻して、
返事をする代わりに私は目を閉じた

していい?って聞かない所が
征らしいな、なんて思う

ちゅっ

、?

唇ではなく、頬に当たる柔らかい感触
疑問に思って目を開けた瞬間に

征の意地悪な顔が至近距離に迫って____

ちゅ

「っ」

「ふふ、」

はめられた、そう気付いたのはもう少し後

_____________


仲良く手を繋いで帰り道を歩く

「征ってなんか...余裕あるよね」

「そう見えてるならそうなんじゃない?」

「...ん、え?」

「(さっきはさすがにヤバかったけど)」

時々征が言う事理解できないんだよな...

「あ、そうだ勉強お疲れ様」

ぽん、と頬に冷たい何かが当たる

渡されたそれを手にとってみると
アイスココア、と書いてあった

「あの時飲み物買いに行ってたんだね」

「そうだよ、渡すの遅くなったけどね。
Aが可愛いこと言うから...
征、大好きだy「ああああああ!」

結構長い時間いじられました...

火神 1→←赤司 1


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

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ネイルケア

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設定タグ:黒子のバスケ , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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しーか(プロフ) - ミユさん» おおお、ありがとうございます…!!閲覧、コメありがとう…!!!よし、書きます← ほんとにありがとうございました!!続編、お楽しみに!笑 (2014年6月23日 16時) (レス) id: d8976303d4 (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - 完結おめでとうございます(*´ω`*)シリーズ読みたいです。森山先輩とか伊月先輩とか(//∇//)楽しみにしてます。 (2014年6月23日 1時) (レス) id: 1a71bcfade (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しーか | 作成日時:2014年5月11日 22時

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