黄瀬 1 ページ15
＊
「いい買い物した！」
「付き合ってくれてありがとね」
買い物に付き合ってくれた友達にお礼を言う
ふと空を見上げるともう日が沈みかけているところだった
…こんな時間まで誰かと一緒にいるの初めてかもしれない
「…ね、なんか騒がしくない？」
「言われてみればなんだか人も多くなってきたかも」
きょろきょろと辺りを見回せば
なんとなくだけど女の人が多い
しかも私達と同じ年代の子
「ちょっと見に行ってみよっか」
野次馬的精神が働き、少し見に行ってみる
(…ん？黄色が見える)
一人だけ、その条件に当てはまるやつが頭にうかぶ
たしかアイツ芸能人だったような…
一瞬、顔が見えた
(あ、黄瀬だわ)
そう、女の子に囲まれてキャーキャー言われてるのは後輩の黄瀬だった
…助けてあげるか
「んじゃ、今日はここでお開きにしてもいっかな？」
「うん、いいよ！ また行こうね〜」
友達と一旦別れてから、私は
黄瀬の方へと歩き出した
________
「スンマセ、助けてもらって…」
「なかなか…手強かった…」
あの後、私は無事に黄瀬を助け出し
電車の中で二人はあはあと呼吸を整えている
「颯爽と俺を助け出す水代先輩、かっこよかったっス！」
俺惚れちゃいました…！
なんて面と向かって言われた
え、普通そういうのって逆じゃない？
前まで見えなかったのに急に犬の耳としっぽが…
「ありがと、あと別に先輩つけなくていいよ？
私ただのマネだし」
「え、いいんスか！？ じゃあAっちで！」
「あ、やっぱ〜っちはつくんだ…」
迷いもなく困ってる人助けるトコ、尊敬するんス！
そう言われた
あと、今日分かったことが私の家から5、6軒先が黄瀬の家ってこと
なぜかこれからの朝練一緒に行く事になった
ほんとなんで？
家まで送ってもらい、疲れた私はそのまま寝てしまった
________
今日は誠凛との練習試合
結果は、相手が勝った
呆然と涙を流している黄瀬
…初めて負けたのか
私は黄瀬に近づき精一杯背伸びして
頭をわしゃわしゃと撫でた
「！ せんぱ、」
「次は勝とうね、私サポートしかできないけど
いつでも応援してるよだから、！？」
「うぇえ〜、せんぱ〜い」
「あの…笠松これどうすれば…」
「もういいんじゃねーの？ そのままで」
「こっ、このまま！？」
頭を撫でていると
上から覆いかぶさるように抱きついてきた
誠凛の人達むっちゃこっち見てますけど！？
＊
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
ネイルケア
ラッキーカラー
あずきいろ
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しーか(プロフ) - ミユさん» おおお、ありがとうございます…！！閲覧、コメありがとう…！！！よし、書きます← ほんとにありがとうございました！！続編、お楽しみに！笑 (2014年6月23日 16時) (
レス) id: d8976303d4 (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - 完結おめでとうございます(*´ω｀*)ｼﾘｰｽﾞ読みたいです。森山先輩とか伊月先輩とか(//∇//)楽しみにしてます。 (2014年6月23日 1時) (レス) id: 1a71bcfade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しーか | 作成日時：2014年5月11日 22時
