空座決戦編 7-4 ページ32
「・・違いますよ。」
鬼道を躱さなかった事が油断だと言ってるんじゃない。
胸元から流れる血をそのままに、鋭い視線を藍染に向けたまま浦原が呟く
「昔のアナタなら、何の策も無く僕に二度も触れる事などあり得なかった。」
浦原の瞳が強い光を宿し藍染を射抜く
突如、藍染の両手首に見たこともないリング状の霊子が浮かび上がった
「これは‥‥‥」
「ーー封っス。」
全ての死神の両手首にある霊圧の排出口を塞ぎました
「・・アナタは、自分自身の霊圧で内側から灼き尽くされる。」
その言葉と共に藍染と周囲を高濃度の霊子が包み込んだ
目に見える程の霊子はまるで火柱の様に空へと高く伸びる
灼き尽くす光から逃れるように、浦原とA、平子が一護達の側へと降り立った
「浦原さん、平子、それにAまで・・・」
見上げる一護を他所に、三人の表情はピクリとも動かない
「ーーーまだっスよ。」
「え‥‥‥」
「あんなんで終いなら可愛えモンや。」
ただのバケモンで済む。
その黄金色の瞳が煙の立ち込めるその奥を睨んだ
「すぐに出てきますよ。」
浦原の言葉に全員の視線がその姿を捉えた
少し離れたその場所に揺らぐ煙が晴れ、
ゆっくりと影が動く
先程までと姿を変えて、
頭の上まで白き仮面に覆われた異形に全員の目が見開いた
「‥な、何だよ‥‥あれ‥‥‥！？」
『進化、してるの‥っ！？』
見上げたその先の藍染はとうに面影など消え失せ、その霊圧は感じることすら叶わない
見た目はまるで虚化のソレのようで
Aの背筋に嫌な汗が伝った
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おもち(プロフ) - ううさん» 二週目ありがとうございます（ ; ; ）！現在最初の方から加筆修正中で読みにくい点もあると思いますがぜひいつでも読んでいってください。わたしもギン乱推しなので、二人の妹になりた過ぎてこうなりました笑これからもよろしくお願いします！ (2020年12月20日 0時) (
レス) id: 1513b391e8 (このIDを非表示/違反報告)
うう - 全部読んで2周目です。ギン乱推しなのです最高です。ありがとうございます。もっと他の人にも読んで欲しい作品です。 (2020年12月20日 0時) (レス) id: bccb65748a (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - もももさん» 文字が多くて分からずらいとこが多かったですよね（ ; ; ）！読んでくださりありがとうございます！ (2020年9月6日 0時) (レス) id: 1513b391e8 (このIDを非表示/違反報告)
ももも - ぶっ通しでしっかり読ませていただきました！！これはもうぶっ通しで読まなきゃいけないシーンですね！！(*´∀｀*) (2020年9月5日 22時) (レス) id: ce0dea41c8 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - もももさん» そう言っていただけて嬉しいです！ここのお話はどうしてもぶっ通しで読んでいただきたくて、遅くなってしまいました‥（ ; ; ） (2020年9月5日 19時) (レス) id: 1513b391e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち | 作成日時：2020年8月24日 21時
