２６．本音 ページ28
昼食を食べ終わり、轟君と2人仲良く教室へと戻った。
教室には既にほとんどいて、私たちを見たクラスメイトは驚いたような顔をしている。
何故に。
「ねぇねぇ、Aちゃん！いつの間に轟くんとそんなに距離が近くなったの！？私見てたよー！間接キスしてるの！！」ﾎﾞｿｯ
そう私に耳打ちをしてきたのは恋バナ大好き
芦戸三奈ちゃんだ。
てか、あれ見られてたの！？
はっず！！！！！！！
「あ、あはは
気のせいだよーーー」
変な誤解を生んでしまったら轟君にとても迷惑がかかる。
それは避けたいのだが、
「照れなくてもいいのにー！白状しちゃえ！」
なかなか難しそうだ....。
いつの間にか私の周りには女子が集まっていた。
男子は話の内容が気になるのか、聞き耳を立てていることが良く分かる。
「だから、ほんとに何もないよ〜」
「で、本音は？」
「みんな愛してる」(真顔)
はっ
しまった！！！！
三奈ちゃんが本音は？なんて聞くからつい！！
目が点になるとはこの事か。
皆固まっている。
あ。引かれたわ。
なんて思ったのも一瞬で、
「あはは！！ほんと面白い！Aは！！」
「アタシも愛してるよー！！」
最初に反応してくれたのは耳郎響香ちゃん。
次に三奈ちゃん。
次に......
とそれぞれ反応してくれる。
やっぱり皆優しい。
「皆ってことはオイラも入ってるよな！？じゃあ、好きなこt((「黙れ。"個性"で頭に
「ごめんなさい」
調子に乗った峰田を脅せば、すぐに謝ってくれた。
落ち込む峰田を上鳴君が慰めている。
ほんとA組いい子しかいないわ。
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紫亜(プロフ) - 夢女子さん» そうですよね！！それ聞いてなんか安心しましたww (2018年10月14日 12時) (
レス) id: 5e2587481b (このIDを非表示/違反報告)
夢女子 - ヒロアカの作品なんてめっちゃあるんですから個性被りなんてよくあることだとおもいますけどねぇ…? (2018年10月12日 8時) (レス) id: fa5f2782df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫亜 | 作成日時：2018年4月15日 22時
