番外編2 ページ39
「Aちゃんは、お父さんとお兄さんと一緒に暮らしてるのね。」
「はい。
でも、二人は仲が冷めていて。
お互いに距離を置いてるっていうか……
そんな二人の間に挟まれている私も最近、何か避けられているような、そんな感じで……」
「そうなんだ。
私は兄と一緒に二人暮らしだよ。
仕事とかが忙しくて、一人になることは多いけど、仲は良い方かな。
一緒に買い物に行ったりするし。」
「うまるお姉ちゃんは、裏山しいです…
私も一緒に買い物に行きたいし、本当は今日だって、家族でご飯を食べに行きたかったんです。
でも二人に声を掛けた時に、顔を合わせてくれないし、自分は行かないって、言って結局私一人になって……
寂しくて。
どうしたらいいのかなって、考えてしまったんです。」
「う〜ん……
なるほど。
どうしたらいいのかか……
Aちゃんは二人にどうなって欲しいとかはある？」
「えっと……
せめて、話す時くらいはこっちを向いて欲しいです。
父と兄の仲は今に始まったことじゃないので、仕方ないのもあるかもしれませんが、私にまで冷めた態度で接して欲しくないです。」
「うん、分かった。
それなら、良い案があるよ。」
「えっ！？」
ニコっと笑ったうまるお姉ちゃんは、任せてと言って、私の手を握りました。
「こうしちゃいられないね。
私の家に来て。
先ずは、Aちゃんが変わることから始めなきゃ。」
私が変わる！！？
その以外な提案に驚きつつも、何故か安心させてくれるような、感じがして私はうまるお姉ちゃんに付いて行くことにした。
そして____________________________________
☆うまるからのアドバイス
�＼茲困倭蠎蠅慮討喨�を変える。
印象を変える為。
�∈�までの出来る自分を出来ない自分へ
相手の目が自分に来る為。
��思ったことは素直に言う。
相手に自分がどうしたいかを伝える為。
私はメモを握りしめた。
結構日は、学校が終わって家に帰って来た日。
つまり、明日だ。
私もうまるお姉ちゃんみたいになるんだ。
家でのうまるお姉ちゃんは、本当に楽しそうにお兄さんであるタイヘイさんと接してた。
私も兄さんや、父さんとそうなりたい。
だから、頑張るぞー！
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壱(プロフ) - ちくわさん» コメントありがとうございます。嬉しいお言葉を下さり、励みになります。悪の大罪シリーズについてですが、実は知らなくて、すいません……。「悪の娘』とかがあると名前だけは聞いたことがありますが、分からないです。おススメ作品ですか？ (2018年6月1日 21時) (
レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ - 面白いです！ 悪ノ大罪シリーズとか知ってたりしますか？ (2018年6月1日 17時) (レス) id: ae2f86a54b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱 | 作成日時：2018年2月18日 8時
