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第3話 ページ4

mahumahu side



「そらるさんっ!僕ここ行きたいです!!」

「は…?」



スマホをいじっているとたまたま、駅前に新しいお店が出来たという広告が目に入った

今は丁度お昼時

僕とそらるさんは一緒に住んでいるため殆どを共に過ごしている



「あー、別にいいけど」

「ほんとですか!?」



まさかOKしてくれるとは思わず、テンションが上がった

ただ、今の時間は人が沢山いるからという事で30分くらい後に行くことになった



「あ、ならゲームしようぜ。
どうせ暇だし」

「それいいですね!なんならうらさか達も誘います?天月くんとか!」

「…最近、あの3人と連絡取れてるか?」

「…いえ、取れてないです」



うらさかと天月くんは、突如として連絡が取れなくなった

チャンネルやアカウントを探してもどこにもない

消されているのだ、あの3人の情報が

そして、僕とそらるさんの中でもあの3人の存在が徐々に薄れていっている

これ以上考えるのが怖くなり、僕は頭を横に振った

少し重い空気になった頃、そらるさんのパソコンにピコンッ、という軽やかな音と共に一通のメールが届いた



「…なんだ?」

「知らないアドレス…詐欺とかですかね」

「とりあえず見てみるか」



そらるさんはそう言って、マウスを動かしメールを開いた

すると、そこには不思議な内容が書かれていた



そらる様、まふまふ様へ

突然のお手紙申し訳ございません。

あなた方は、この世界に飽きたことはないでしょうか?

もしもアニメやゲーム等の異世界に転生できるとしたら、どうなさいますか?

はい、か、いいえでお答えください。


はい

いいえ



「なんですか、これ」

「異世界…何かのイタズラか?」

「…どうしますか?一応、選べるみたいですけど」

「そんなの決まってんじゃん」



この頃の僕らは、ただの好奇心で選んでいた

こんなの嘘にきまっている

でも、もしも本当なら…?

僕達は迷わず、はい を選んだ

すると突然、眩しい位の光が僕達を包んだ

思わず目を瞑り、再度目を開けると、僕とそらるさんは知らない空間にいた…

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作者名:闇猫少女 | 作成日時:2018年3月7日 18時

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