従者と皇子の恋って、許されますか…？【練紅覇】

えっ！？ ページ19

あの後結局10着くらい紅覇様に勧められ買う事になったのだが…



紅覇｢今回のは僕の奢りね〜｣


｢…えっ！？そ、そんなのダメですよ!!恐れ多過ぎます…ッ｣


紅覇｢いいからいいから♪｣



そう言って結局は紅覇様が支払ってしまった


…ヤバイ。すっごく恐れ多過ぎて血の気が引くんですが


冷や汗が……っ


私は、ずっと仕事で買い物なんて今までした事が無かったから



紅覇｢も〜…そんな顔真っ青にしないでよぉ｣


｢で、ですが紅覇様に支払わせてしまうなんて……ｯ｣


紅覇｢僕が好きでやってる事なんだからAは気にしなくていいの〜っ!!!!｣


｢…うぅ…｣



だって、だって私はただの従者で紅覇様は皇子。


身分的に、紅覇様に支払わせてしまうなんてあってはならない事なのに……っ


それに私は紅覇様に今まで沢山のモノを貰ってきた。そのお返しすら出来てないのに買ってもらうなんて……



紅覇｢じゃあさ、Aが仕事を頑張ってくれてる御褒美って事で！…ね？｣


｢御褒美…ですか…。……わかりました｣


紅覇｢やったー♪｣



私自身としては、まだまだだと思っていたのだが紅覇様はそう思っていないようだ


…そういえば紅炎様達にも働き過ぎだと言われましたっけ…


それに紅覇様に強請られてしまっては断れない。従者だからというのもあるが、惚れた弱み…というやつなのだろう

…うん、可愛いっ(紅覇side)→←服選び

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