休学復帰のくのたま先輩2【RKRN】 (ページ4)

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ﾄﾞｶﾝｯ

ｶｷﾝｯ

『最っ高にうるさいわね』

外で戦が始まっている中、Aは何事もなかったかのように中で座って次の委員会を待っていた。

三木ヱ門「A先輩、次の委員会が」

『うむ、入りたまえ』

:

『あの…兵助…なんで…ウッ、猫耳を…ｸﾞﾊｯ』

誰が予想していたのだろうか。

会計委員会も作法委員会もAに後輩を差し出す方針でAを相手にしていたが、

火薬委員会は、なぜか猫耳を付けてAの前に現れる。

『猫…猫耳…にゃん…にゃんこ…』

三木ヱ門「A先輩しっかり！！！」

文次郎「やりやがったな…火薬委員会」

後輩×猫耳など生きている中でも最高のご褒美としてAは気を失いかけている。

『にゃんこ…兵助…にゃん…ｱｯ…タカにゃ…』

タカ丸「Aちゃん予算ちょうだいにゃ〜」

『ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！！』

タカ丸からのあざとい一言を受け、まるで精神異常者の人間みたいに叫び出すA。

予算書どころじゃない。

兵助「ほら三郎次も伊助ももっとやるんだ」

伊助「久々知先輩…如月先輩のことをなんだと思っているんですか…」

三郎次「そうですよ…！如月先輩気が確かじゃないですよ」

机に伏せて体をブルブルと震わせたまま、何とか気を保とうとするが、多分ダメっぽいです。

文次郎「しっかりしろA、田村に猫耳を付けたらもっと可愛いのが仕上がるぞ」

『三木ちゃん…猫耳…三木にゃん』

Aの頭の中には、猫耳としっぽがついた可愛らしい三木ヱ門が浮かび上がっている。