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とは言われたものの、実際のとこ
どこにも所属するつもりはなかった。だって突然のことですから。
『楽なのがいいな〜ね〜なんかない〜?』
雷蔵「楽な委員会…図書委員会は楽な方だと思いますよ?」
三郎「いやいやそれなら学級委員長委員会でしょう。お菓子を食べてるだけですし」
『え、ほんと?』
学級委員長委員会の存在を最近知った為、名前だけ聞くと結構過酷なものだと思っていたA。
しかし三郎の一言と勘右衛門の頷きをみてさほど忙しくないのだろうと思った。
兵助「いやいや、学級委員長はA先輩をダメにしそうな気がします」
勘右衛門「兵助!それどういうこと?」
兵助「そのまんまだろ。学級委員長委員会は菓子だけ食べて過ごしてる。A先輩がそんなことしたらきっとダメになってしまう」
勘右衛門「それ俺らがダメ人間って言われてるようなもんじゃん!」
兵助と勘右衛門が言い争いだした。
Aはそれをガン無視しつつ、どの委員会にするか迷っていた。
『生物委員会もいいけど作法委員会も迷ってるのよね〜』
雷蔵「どうして作法委員会?」
『後輩がかわいいから♡』
三郎「だろうと思いましたよ…」
最近作法委員会とは良好(仙蔵以外)の為、作法にいても暇にはならないだろうと
呑気に考えている。
『一番やりたくないのはぁ〜…』
文次郎「見つけたぞ!A!」
『逃げろ!』
Aが一番入りたくない委員会。それは会計委員会である。
過酷な上に徹夜など御法度。乙女にクマは要らないのである。
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