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ｶﾞｼｬｰﾝ!!
ﾊﾟﾘﾝｯ!!
さとみ「逃げるなッ！」
怒った衝撃で、リビングの棚の食器や窓ガラスが次々に割れていく。
なんとか攻撃を避けながらも私はドアの方に近づいていく。
無駄な戦闘は控えるべきだろう。
さとみ「人間ごときがっ…俺に逆らうなあああああああああああああっ！！！」
『ッ！やッ！』
割れたガラスの破片につまづき転んでしまった。
『(しまった…！)』
早く立ち上がらないと、捕まる…！
と思ったものの身体が傷だらけになり動こうとしない。
さとみ「はぁ…はぁ…」
暴れ疲れたのか、ぜぇぜぇと息を荒くしながらこちらに向かってくる。
さとみ「随分と遊んでくれたじゃねぇか…おかげでイライラする…イライラするイライラするイライラするっ！」
同時にﾊﾟﾘｰﾝと割れていくガラス物達。
破片が部屋中に飛び散り、目を強くつむり当たらないよう願うばかりだ。
さとみ「この屋敷のものを全てぶっ壊してやる！」
と、右手に持った写真立てを握り始めた。
あ…その写真立ては…！！
『やめて！！！！』
強く握り潰そうとするのを声を荒らげて止める。
何故ならその写真立てはとても大切なものだったから。
『それを壊さないで！』
さとみ「あぁ…？」
その写真立ては、
莉犬くんのお母さんの写真立てだ＿＿＿＿＿。
さとみ「コイツがなんだ？」
『友達のものなんです…！それだけは壊さないで…』
莉犬くんは、お母さんが死んだ後もずっと彼女が大好きなのを聞いた事がある。
お母さんの死は、決して自ら望んだものではなかった。莉犬くんにとってお母さんは絶対だ。
その写真をいつも見ているのを私は知っていた。
『私のことは好きにしていいから…もう、屋敷に被害を与えるのはやめて…』
涙混じりにそう言うと、彼はフッと笑った。
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ましゅ☆まろ。紫月まろ。(プロフ) - 一気読みさせていただきました。とっても面白かったです！、無理せずに、頑張ってください！続き待ってます！ (8月5日 21時) (
レス) @page28 id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎん - おも (2023年4月9日 10時) (レス) id: e39f884148 (このIDを非表示/違反報告)
アカサ - おもしろいです！！こうしんがんばってください！！ (2022年10月2日 10時) (レス) @page24 id: cf55aa82ad (このIDを非表示/違反報告)
滴鬱くん - Ｒページってどうやって飛べますか❔ (2022年3月27日 11時) (レス) id: ab59d3a5ab (このIDを非表示/違反報告)
湊 - さとみ。暴力,,,,,,,,,,反対！(え。何故に) (2022年3月12日 10時) (レス) @page13 id: 2ed81884f0 (このIDを非表示/違反報告)
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