･ ページ14
･
数分して、私は服をまとめて外へ出た。
じーっと自分の家を見渡す。
莉犬「大丈夫だよ、帰ってきたくなったらたまに来ればいいし」
『そうだよね……』
別に一生帰って来れない訳じゃないし、たまに来ればいいよね。
私ったら大袈裟！
莉犬「行こっか！あ、荷物は俺が持つよ」
『え！？重いしいいよ……』
莉犬「む、俺が力ないとでも思ってる？」
『えぇと……まぁ』
だってその細い腕に細い体を見て力があるようには見えない。私より無さそうだもん。
そのバックを持ったら今すぐにでもちぎれそう。
莉犬「吸血鬼の力は人間の力の5倍はあるの！」
『なにそれ……化け物……』
莉犬「ひ、ひどい！」
5倍って……腕相撲はすぐに勝てちゃうよね……
どうしよう、柔道の授業とか参加したくない。
莉犬「ほら、早く行こ？」
手を差し出され、
私はその手を取った。
そして、先程と同じように目を瞑る
ころん「あ！来た！Aちゃーーーん！」
『わっ！！！！』
ついた瞬間にころんさんが私を見つけ、そのまま駆け寄ってきた。
さっきのことを忘れてしまえば今の彼は小さな子供のようにも見える。
かわいい……なんて
ころん「今日からずっと一緒だね！」
莉犬「ちょっところちゃん！いつまで抱きついてるのさ、Aちゃんが苦しそうじゃん！」
『うぐっ……』
力が強すぎてあまり息が出来ない……
ころん「あ！ごめんごめん」
るぅと「あ、来たんですね」
その次にるぅと会長がいた。
『待っててくれたんですか？』
るぅと「んなっ！？僕が女を待つわけないじゃいですか、全く……」
莉犬(素直じゃないなぁ……)
ころん「わっかりやす……」
るぅと「ｺﾎﾝ……では改めて」
”ようこそ、苺谷家へ”
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 315人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
NONAME(プロフ) - 飛べないです、、 (2022年1月8日 19時) (
レス) id: 1015cc33fb (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - るうちゃん。ちょっとわかる。その気持ち。私もどちらかと言えばSなんだよねー。私は泣き顔に来るものがある。(Sより) (2021年8月30日 0時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
春桜 - みつきさん» めちゃくちゃ通りすがりの者ですがhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/9bac30f5ce24/これで飛べると思います！ (2021年8月20日 13時) (レス) id: 5c94dbd8ad (このIDを非表示/違反報告)
みつき - 調べても飛べませんでした。どうしたらよいのでしょうか？ (2021年8月20日 8時) (レス) id: 363e209e09 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ - ちょびさんありがとうございます！(/・ω・)/ (2021年7月5日 8時) (レス) id: f09c748d1e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
