私を狂わせた幼馴染 【stpr】

■ ページ15

ーななもり。sideー

るぅと｢ぇ…？｣

ななもり｢行こ。行動に移さないと何も始まんないよ。｣

莉犬｢っ、でも…!!｣

ジェル｢まぁまぁ。行ってみないと分からんやろ？｣

さとみ｢…行こ。｣

ころん｢…｣







ー保健室ー

Aside

ｺﾝｺﾝ

紗奈かな…？

『紗奈ー？』

ななもり｢俺だよ。｣

『…』

なんで。ふざけんなよ。

『来んな』

てか他の5人も…

ななもり｢居るよ。皆居る。｣

ころんとさとみも居んの。

…ｿﾞｸｿﾞｸｯ

保健室で水をかけられた感覚が蘇り、鳥肌が立つ

『く、んなぁﾎﾟﾛｯ』

莉犬｢A…？｣

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

『入ってくんなよ…』

すとぷり｢…｣

『何なの？ストーカー？今更何？また裏切りに来たの？』

ななもり｢謝りに来たの｣

『別に謝んなくていい。だから関わんな』




るぅとside



紗奈｢もう、Aと関わらないで｣



紗奈さんに言われた言葉がフラッシュバックする

…いや、ここで折れたら僕達の関係は戻らない

るぅと｢A、無視してすいませんでした。｣

るぅと｢助けてって言われたのに見て見ぬふりをしてしまい、大変申し訳ございませんでした。｣

そう言って土下座する。

『…』ﾎﾟﾛｯ

ハイライトの入っていない真っ黒な目から1粒の雫が零れた

莉犬｢理由を付けて見て見ぬふりしてしまって、本当にごめんなさい。｣

ジェル｢助けてあげられなくて、本当にごめんなさい。｣

ななもり｢生徒会長でありながら、幼なじみのいじめを無視してしまい大変申し訳ございませんでし

た。｣

『や、めっ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ』

奥深い瞳から流れる涙はとても綺麗だった。

Aside

さとみ｢ころんに指示された事をして幼なじみをいじめてしまい、本当にごめんなさい。｣

ころん｢…｣

ななもり｢ころん。｣

ころん｢っ、噂を信じて、大好きな幼なじみをいじめてしまい、本当にごめんなさいっ。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

ころんの瞳から流れる涙はいつもの涙とは違う。感情のこもった涙だった。

いつしか他の皆も泣きながら土下座をしていて、保健室は6人のすすり泣く声でいっぱいになった。

『ねぇ。もう裏切ったりしない？愛してくれる？』




貴方達は、私を愛してくれますか？＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




-------❁ ❁ ❁-------

読みずらいと思うので、あるとんさんの書き方と揃えました

気にせず読んで下さい

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