お、お見合い! ページ48
、、、は?
『み、見合いですか?本当に突然ですね。一体なぜ?』
母「パパの取引先の相手の息子さんなんだけどね!Aと同い年なんですって!」
父「その話をしたらぜひ見合いをと言われてね、大事な取引相手の頼みは無下にできんだろ?それに赤司くんとやらとは終わったと聞いてね」
パパがすごく生き生きしてる。そもそも終わるも何も始まってもいないから
母「息子さんのお写真見せていただいたけどなかなかのイケメンよ♡それにハーフですって!あ、でもパパの方が何倍もイケメンよ♡」
父「あ〜ママ!!俺は君と結婚出来て本当に幸せだよ〜♡♡♡」
やだ、この親。子供の目の前でイチャイチャし始めたよ、、、
『それで?何時からなんですか?行くだけ行ってあげます』
父「コホン、見合いは7時からだ。東Aに着替えを」
東「かしこまりました。お嬢様、こちらへ」
着替えを済ませ車に乗ると既にパパとママがいた
父「Aその、嫌だったら断ってくれていいぞ、、、」
いきなりしおらしくなった、、、
『はぁ、パパは私にお見合いしてほしいんですか?ほしくないんですか?どっちですか?!』
父「いや、その。大事な取引相手だから受けたけど個人的にはいやだ」
いやだって40超えたいいおっさんがいやだって、、、
母「まぁまぁ、案外気に入るかもしれないわよ!」
『ママだけだよこのお見合いに積極的なの』
母「あら?Aはまだその赤司くんって子の事が好きなのかしら?」
父「なに?!!」
『いや、それは、わかんないよ、、、』
母「ねぇ、A?ママはねAに幸せになってもらいたいわ。それが私の願いよ」
『ママ、でも今回はパパの顔を立てるために頑張るよ』
母「そう!頑張って!」
見合い会場に着いた。
相手の名前なんだっけ?さっき教えてもらったんだけど、、、
『ん〜、あ、あ、あと?あ!アホ部!』
?「アホ部じゃねぇ!跡部だ!!」
『え?あ 、すみません』
母「A、、、;」
目の前には泣きボクロが印象的で綺麗なアイスブルーの瞳を持った男の人がいました。
父「どうも跡部さん」
跡部父「本日はよろしくお願い致します」
父「こちらこそ、娘のAです」
跡部父「こっちが息子の景吾です」
この人がお見合い相手、、、、
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作者名:ゆう | 作成日時:2015年4月23日 2時