いざ海常高校へ! ページ44
あれからあっという間に時間が過ぎいよいよ明日は練習試合だ。
夜、幸村くんから電話がかかってきた
(電話は《》で)
幸村《こんばんは、Aさん》
『こんばんは』
幸村《明日は海常高校でいいんだよね?》
『えぇ、まさかそんな事のために電話を?メールで聞けばいいのに』
幸村《まあね、君の声が聴きたくなってね》
え、やだコワい。
『そ、そう。他に用がないなら切るわね』
幸村《あ、うん。おやすみ》 ピッ
朝、海常高校前。
誠凛の人達が入っていくのを確認してから私達も校門を潜った。
なぜ一緒に入らないかって?それは奥の方から走ってくる黄瀬くんが見えたからね、見つかると面倒でしょ?
彼は、幸村くんはちゃんと付いてきているだろうか?
幸村くんの姿を確認するために振り返ると海常の女子に囲まれていた
いやね?わかってたよ?幸村くんもイケメンの部類に入ってることくらい、、、
幸村「ちょ、ちょっと通して、、、」
女子生徒「めっちゃイケメン!!」
女子生徒「チョータイプ!!」
女子生徒「あの!お名前はなんて言うんですか??!」
女子生徒「よかったら連絡先交換しませんか?」
女子生徒「あ!ズルイ!私もお願いします!
」
これは助けた方がいいのかしら?私には関係ないし。でも置いていったら後で面倒だし、仕方ない
『あのその人私の連れなんですけど』
女子生徒達が一斉に振り返る。 あ、なんかデジャヴ
何か言われると思い身構えたが、、、
女子生徒「嘘っ!!めっちゃ可愛い!てか綺麗!」
女子生徒「ほんとほんと!同じ人間とは思えない!」
あれ?予想していたのと違った。そして今度は私が囲まれた。
『通して』
少し低めの声で行くとさっと道ができた
『幸村くんいくよ』
幸村「あ、う、うん」
やっとのことで練習試合をしている体育館に着いた、さすがスポーツに力入れている学校は規模が違うね〜
中を覗くと既に試合は始まっていた
『もう始まってる、、、え?』
幸村「どうしたの?あれナニ?」
私達が目にした物は、、、
?「あっぶね、ボルト1本サビてるよ」
?「それでもフツーねーよ」
見るも無残なゴールリングでした。そしてそれを手に持っているのはテツヤの新しい光、火神大我だった。
106人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆう | 作成日時:2015年4月23日 2時