仮入部 ページ38
幸村「ねぇAさんマネージャーになってくれないかい?」
『なんで?』
幸村「君は他の子とは違う気がするんだ」
なんでそんな簡単に出会って間もないよく知らない相手を信じられるの?
『それが演技だとしたら?』
幸村「自分でも言うのもあれだけど俺は人を見る目はあると思うよ」
自分に絶対的な自信を持っている。
羨ましいな、、、。
『1週間』
幸村「え?」
『1週間、仮入部ってことでまぁお試し期間ってやつ』
幸村「わかったよ」
こうして私は男子テニス部のマネージャー(仮)になりました
ところでなぜ彼が勝手に話を進めているのだろう?
こういうのは部長がやるのではないのか?
部長、どんだけ権限弱いんだよ。
とりあえず部長さんに挨拶をしに行く。
それから部員。1年生のところに行くと見た事のある老、、、、あ、顔があった。
『(真田くんってテニス部だったんだ)』
それから少し話をした。
?「会えて嬉しいよ、AAさん」
『えっと、君は柳蓮二くん。私は別に嬉しくない』
"柳蓮二"
入学試験で私に負けた人。
そんなに代表挨拶がしたかったのだろうか?
柳「俺は別に代表挨拶がしたかった訳ではないぞ?」
ココロヨマレタ、、、?!
柳「それに次のテストでは負けない」
『そうですか、まぁせいぜい頑張ってください』
そう、私が負けることなどありえない。
マネージャーの仕事は中学の時とあまり変わらない。
変わったのはモップではなくブラシ。
ボールは磨かない。
そのくらいだ。
彼らはそれなりの力を持っていた。
でもまだまだだ。
〜1週間後〜
この1週間彼らは真面目に練習をこなしてした。私が1番見たかった光景。
信じてみようかな、、、もう一度、人を。彼らを。
部長「答えは決まったか?」
『はい』
私が出した答えは、
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作者名:ゆう | 作成日時:2015年4月23日 2時