【文スト】あの乱歩さんが…イジられてる！？【江戸川乱歩】 (ページ6)

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非番なのになぁページ6

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倉庫に入れば戦闘があったのか、整理されていた物が乱れていたり、倒れている白い髪の少年と、太宰君がいたり。

白髪(しらが)っていったら可哀想だから、ちゃんと白い髪っていったぞ！

流石飛鳥！えらーい！

「おい太宰！」

「太宰やっほー」

「ああ、国木田君と飛鳥さん。遅かったね。虎は捕まえたよ」

といって白い髪の少年の指差した。

「！…その小僧。じゃあそいつが」

「ふうん。何やら面白そうなことがあったようだね。あとで聞かせてよ？太宰」

「また始まりましたか、飛鳥さんの面白いもの好き」

太宰がからかうようにいうと、飛鳥の灰色パーカーのポケットに手を入れ笑った。

「いいじゃないか、面白いものは。ところでその少年があの区の指定災害猛獣か？」

「うん、虎の能力者だってね。変身している間の記憶がなかったんだね」

「へぇ～」

「全く＿＿＿次から事前に説明しろ。肝が冷えたぞ」

国木田は、私達に見せたメモを取り出した。

あー、それ太宰が書いた奴か。どうりでその文字、何か見たことあるとぉ……。

「おかげで非番の奴らまで駆け出す始末だ」

「そーだそーだ！クリームソーダ奢って！」

「飛鳥さんにはクリームソーダ、他の皆には酒でも奢れ」

「やっぱ私メロンソーダがいいや」

私お酒飲めないからね。

「(-_-#)」

「(･∀･)笑」

「なンだ。怪我人はなしかい？つまんないねェ」

与謝野晶子＿能力名『君死給勿』

「はっはっは、中々できるようになったじゃないか太宰。まぁ僕には及ばないけどね」

江戸川乱歩＿能力名『超推理』

「でもそのヒトどうするんです？自覚はなかったわけでしょ？」

「賢治くん今日も天使」

宮沢賢治＿『雨ニモマケズ』

「どうする太宰？一応区の災害指定猛獣だぞ」

国木田独歩＿能力名『独歩吟客』

「実はもう決めてある」

太宰治＿能力名『人間失格』

というと治は少年の方をちらっと見て言った。

太宰「うちの社員にする」

「「「はぁああぁぁあああ！？」」」

「ふっふっふー、面白くなりそーだね！」

娘粧(こよそい)(主人公)

能力名＿＿＿＿＿『不死物語(ふしものがたり)』