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210話 ページ35





NO side





『あなた、だぁれ?』



少女はそれだけ言うと、隣の友人らしき少女の後ろに隠れてしまった





「A姉ちゃん…?なに、言ってるの?」



「A姉ちゃん…?


もしかして、貴方 Aちゃんのいとこの…明日人くん?かしら…」




「え、あ…はい」




なにやら、ただ事ではない雰囲気に 明日人以外のメンバーも集まり 少女2人を囲う




『……?』



急に囲まれた為か、もも色の髪をした少女が 怯えるように肩を震わせ 友人の腕に強くしがみつく




「…あの、これ…言っていいのか分からないんだけど………


この子、この前日本からロシアに帰ってきた時に 倒れちゃったみたいで…


お医者様が言うには、過労とストレスで脳に異常が出て…記憶を無くしてしまっているみたいなの……」








「記憶、、喪失……!?」



野坂は1人、[脳]という言葉に眉をひそめる





「皆さんは…確か、イナズマジャパンの方…ですよね…」



「は、はい…」


「あの、貴方は…」




「私は春川直子、Aちゃんとは 入院していた病院が一緒で 同じ病室だったんです…

その時に仲良くなって」







「そ、、うだったのか、、」


「……まさか、これは」





ジャパンメンバーの脳裏には、オリオンの文字が浮び上がる


まさか、これはオリオンの仕業ではないのか






「だったら、皆さんと居ると無くした記憶が少しでも戻るかも知れませんね


Aちゃん、少しだけ 皆さんとお話でもしてきたら?」





『え…でも私、直子ちゃんと一緒に…居たい、、』



「はいはい、近くに居てあげるから ほら、行っておいで」




トンっと、軽く両肩を押すと 少女の体は

その先にいた野坂の腕に ポスりと受け止められた






『ぁ、ごめんなさい…』



「いえ、大丈夫ですか?」





『………はい』




野坂は、慣れたように 自然に少女の手を取り エスコートを行った










ーーー




そう、肩を押した先にいるのは


野坂くんなんですーー★




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ドラゴン(プロフ) - 直夢フラグ…!!ジュルリ (2020年9月22日 6時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
潮田 さとう(プロフ) - 輪廻さん» おやおやおやぁーー!?どうなる九条〜どうした九条〜!! (2020年9月22日 0時) (レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - こ…これは…もしや、記憶喪失!!?? (2020年9月21日 23時) (レス) id: a614865e72 (このIDを非表示/違反報告)
潮田 さとう(プロフ) - ドラゴンさん» 野九は王道のイメージ、ベル九はちょっと大人なイメージ、充九はカップルじゃなくてコンビ感、光九は姉弟のイメージ、ってら所でしょうかねwピンクには……入らない、、気がします!w (2020年9月21日 8時) (レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - のさくじょも良いしベルくじょもいい…薄い本ないですかねぇ?後、何故かベルナルドさんがやろうとしていることがピンクな感じに聞こえてしまった僕は、もう手遅れなのでしょうか…!? (2020年9月21日 7時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:潮田 さとう | 作成日時:2020年8月28日 21時

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