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ーー誠凛控え室にてーー
「体冷やさないようにすぐ上着きて！あとストレッチは入念にね！」
『疲労回復にアミノ酸を。あとカロリーチャージも忘れずにしてください。それと、レモンの蜂蜜漬けも置いときますので、各自食べてください』
試合が終わって3時間後には決勝戦が始まるため、リコと玲奈は選手の回復に努めていた。
「順番にマッサージしてくからバッシュ脱いでて！」
リコは日向からマッサージを始めた。
『リコ先輩！私も手伝います』
「ありがとう、玲奈ちゃん！お願いね」
急いで玲奈も選手達のマッサージを始める。
「どう？」
「サンキュ。ま…疲れてないって言ったらウソになるけど、これでなんとか次も走れるだろ」
リコのマッサージにより、足の疲れが軽減している様子の日向は感謝の言葉を述べた。
『伊月先輩、どうですか？違和感とかは…』
「いや、大丈夫だ。これなら次の試合も持ちそうだよ。ありがとう、玲奈ちゃん」
『いえ、それが私の役目ですから。それでは、他の選手のマッサージに行きますね』
伊月のマッサージを終えた玲奈は、その場を動き出すと、ある事に気がついた。
『火神君、なんで寝てるの！？そのままだと体冷えて固まっちゃうでしょ！』
「そうよ、火神！駄目でしょ、寝たら！」
火神がその場で、寝ていたのだ。思わず叫んでしまった玲奈だったが、それでも火神は起きる様子ではなかった。
リコも同じ事を思っていたらしく、同意している。
「まぁ…カントクも玲奈もほっとけよ」
「試合の後珍しく
日向と伊月が二人に対し、宥めるように言葉を口にした。
「4ファウルで抜けたからだろー？気にすることねーのに」
「
「うっ」
小金井は土田に痛いところをつかれ、動揺している。
「こいつなりに責任感じてんじゃねーの？それにただ寝てるってゆーより…次の試合に備えて、最後の一滴まで力を溜めてるように見えるからな」
『……そうですね』
口角を上げながらそう言う日向に対し、玲奈も微笑みながら、火神を見つめるのだった。
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桜華舞姫(プロフ) - 凄く面白くて読みやすかったです。更新頑張ってください！ (2019年2月16日 9時) (
レス) id: 560a31fb84 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 楽しみにしています(笑) (2017年3月27日 23時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 更新が遅れてすみません。これからはどんどん更新していくのでよろしくお願いします。 (2017年3月27日 22時) (レス) id: 811ec93ba4 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になるのですが、このストーリーはこれで終わりなのでしょうか？ (2017年3月27日 14時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 私の兄弟が作ったのも見てコメントお願いしますhttp://uranai.nosv.org/u.php/hp/mummy22/ (2017年3月17日 19時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レーナ x他1人 | 作成日時：2017年3月1日 12時
