歌い手様と素敵な恋を

休みの日 莉犬くん ページ1

貴方サイド




今日はお仕事が休みの日



だから莉犬くんと遊びたい




けど、疲れてるよね



配信とか、編集とか




私の我がままでせっかくの休みを邪魔しちゃいけないし、部屋で過ごそうかな




そう思って立ち上がり部屋に向かう



莉犬くんは不思議そうに私を見上げてきた



莉「あれ？部屋行くの？」


『うん、なんかあったら呼んで？』




と言うと莉犬くんは少しムッとして袖を引っ張ってくる




莉「なんで、なんで俺と離れるの？」



『特に、理由はないけど...』



ほっぺを膨らませて拗ね気味だったのに次はシュンとした顔





莉「俺の事、嫌い？」



『...』



莉「俺、あんまAにかまってあげれてないし、気遣わせてるし、愛想尽かされちゃった？」





『そんな事...無いよ』




莉犬くんは下に向けてた顔をパッとあげた



莉「じゃあっなんで？？」




『ただ、迷惑かなって疲れてるのに、我がまま言ったら嫌われちゃうかもだし、』





私がそう言うと莉犬くんは嬉しそうに笑った




莉「なんだ〜そんな事か〜、大丈夫だよ！Aの我がままだったら千回だって聞いちゃう！！」




莉犬くん自分が座っているソファの横をポンポンと叩く




おいでって合図かな




横に座るとへへっと笑った





莉「A、大好き」



『っ！！あり...がとう』



莉「も〜！ぎこちないー！！！」




莉「もっとさ」




莉犬くんは、私の腰に抱きついてから首筋に顔を埋めてきた




更に口が耳にくっついちゃいそうなくらいの至近距離で



莉「力抜いていいんだよ？」





なんて、




あぁ〜絶対顔真っ赤だ！



見られたくなくて顔を背けると



莉「だ〜めっ！」



なんて言ってほっぺを掴んで向き直させられた




そしてチュッと触れるだけのキス






恥ずかしいけどもっと！なんてねだってみる





莉「ん〜！！可愛すぎ！！」






って頬を赤らめちゃって






莉犬くんの方が可愛いよなんて言ったら




怒っちゃうかな？






　

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