六十縄目 ページ19
左馬刻side
俺が何時も通り事務所で仕事をしていた時だった。
真っ昼間…何時も平和な時間帯に俺のスマホが鳴る。
クソ忙しい時に誰が電話を掛けてきたのか見てみると【銃兎】とあった。
俺は通話許可のボタンをタップし通話を始める。
左馬刻《ンだ銃兎ォ！コッチは忙し…》
“忙しいから後にしろ”
そう言おうとしたがそれは叶わず、代わりに銃兎の死ぬほど焦った声が聞こえた。
銃兎《Aが邪答院仄仄に連れてかれたんだよ！》
左馬刻《は？！》
冷や汗が背中をつたる。それと同時に嫌な記憶が脳裏を横切る。
＿「合歓………？なんでお前ッ…中王区に……！？」＿
＿「………碧棺左馬刻…何故貴様に呼び捨てにされなければいけない…第一貴様は私の兄ではない！」＿
銃兎《邪答院…いや中王区は元からAを狙ってたんだ！今から中王区に行くから万が一の時は頼んだぞ！》
左馬刻《はぁ！？おい銃…》ﾌﾞﾂﾝｯ
一方的に通話が切られツー、ツー、と音が鳴る。
左馬刻「チッ……クソがッ！！！！！」
ダンッ！
机を思い切り殴る。手が痛いと言うのは感じず、今は怒りしか感じられなかった。
左馬刻「俺から…いや俺達から…どれだけ大切なモン持ってきゃ気が済むンだよ！」
俺は策を練るよりも先にヒプノシスマイクを手に取りスマホで理鶯にメールを一通届け、俺も銃兎と同じく中王区の方に向かった。
お前まで居なくなるなよ……A…！
◆◇◆◇◆◇◆
今回短くてごめんなさいm(_ _)m
来週はスキー学習でロクに更新出来ません…
把握よろしくお願いします…
糠漬け
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おたくちゃん - 続編おめでとうございます！ﾊｧﾊｧ…やっぱ最高ﾊｧﾊｧ（気持ち悪） (2021年10月31日 17時) (
レス) @page1 id: f5fd602faa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：糠漬け | 作成日時：2021年10月31日 10時
